根本 敬(ねもと けい、1957年7月28日 - )は、ビルマ[1]研究者、上智大学総合グローバル学部教授。専攻、ビルマ近現代史。
略歴
米国ワシントンD.C.生まれ。1980年国際基督教大学卒、東京都立富士森高等学校世界史教員。1983年国際基督教大学大学院に入り、1989年同比較文化研究科博士後期課程中退、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手、1995年助教授、2005年教授、2007年4月より上智大学外国語学部教授を経て、2014年4月より上智大学総合グローバル学部教授。
著書
- 『アウン・サン 封印された独立ビルマの夢』現代アジアの肖像 岩波書店 1996年
- 論考:、Aling-Yaung No.33、April 2007、People's Forum on Burma Newsletter、ビルマ市民フォーラム、pp.10-20
- 『抵抗と協力のはざま 近代ビルマ史のなかのイギリスと日本』岩波書店 2010年 戦争の経験を問う
- 『ビルマ独立への道 バモオ博士とアウンサン将軍』彩流社 2012年 15歳からの「伝記で知るアジアの近現代史」シリーズ (ISBN 978-4-7791-1731-2)
- 『物語ビルマの歴史 王朝時代から現代まで』中公新書、2014年
- 『アウンサンスーチーのビルマ 民主化と国民和解への道』岩波書店(現代全書51)2015年
- 論考:ロヒンギャ問題はなぜ解決が難しいのか(2015.11.06 Fri)
共編著・主な共著
- 『写真記録東南アジア 歴史・戦争・日本 4 ビルマ(ミャンマー)・タイ』村嶋英治共編著 ほるぷ出版 1997年
- 『暮らしがわかるアジア読本 ビルマ』田村克己共著 河出書房新社 1997年
- 『海外・人づくりハンドブック 技術指導から生活・異文化体験まで ミャンマー』編著 住吉尚人ほか著 海外職業訓練協会 1998年
- 『東南アジアの歴史 人・物・文化の交流史』(桐山昇)、栗原浩英共著 有斐閣アルマ 2003年 世界に出会う各国=地域史
- 『ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー』田辺寿夫共著 角川oneテーマ21 2003年
- 『アウンサンスーチー 変化するビルマの現状と課題』田辺寿夫共著 角川oneテーマ21 2012年
脚注
- ^ 根本は、軍事独裁政権が要請する「ミャンマー」を用いず「ビルマ」で通しているので、本項もこれに従った。
参考文献
- 『現代日本人名録』2002年