柳 英燮（柳 永燮、リュ・ヨンソプ、朝鮮語: 류영섭、1946年 - ）は、朝鮮民主主義人民共和国の政治家。慈江道党委員会責任書記、朝鮮労働党中央委員会委員、逓信相などを歴任した。
経歴
1946年に生まれた。出生地は不明[1]。2001年8月に逓信副相に任命され[1]、2005年7月に逓信相に昇進した[1][2]。2008年12月16日にエジプトのオラスコム・テレコムが主導した第3世代移動通信システムの開通式に出席した[1][3]。2009年4月に最高人民会議第12期代議員に選出され、同年4月9日に開催された最高人民会議第12期第1回会議で逓信相に再任された[4]。2010年9月28日に開催された朝鮮労働党第3回党代表者会で、朝鮮労働党中央委員会委員に選出され[1][5]、2011年に金正日総書記が死去した際には、国家葬儀委員会委員に選ばれた[1][6]。2012年2月に逓信相を解任され、慈江道党委員会責任書記に任命された[7]。2013年8月に解任された[8]。
脚注
- ^ a b c d e f 류영섭북한지역정보넷
- ^ 北체신상 유영섭으로 교체 デイリーNK 2005年7月20日
- ^ 北朝鮮でも第3世代移動通信サービスが開始 wowKorea 2008年12月16日
- ^ 北 김정일 3기체제 주요간부 명단 デイリーNK 2009年4月10日
- ^ 北노동당 중앙위원 및 후보위원 명단 聯合ニュース 2010年9月29日
- ^ 北, 장의위원회 김정은 등 232명 구성 デイリーNK 2011年12月19日
- ^ 北 자강도당 책임비서에 류영섭 임명 聯合ニュース 2012年2月13日
- ^ 北, 군수공장 밀집 자강도 당 책임비서에 김춘섭 임명 聯合ニュース 2013年8月27日
参考サイト
- 북한정보포털