柏原羽曳野藤井寺消防組合(かしわはらはびきのふじいでらしょうぼうくみあい、英:Kashiwara Habikino Fujiidera Fire District)は大阪府柏原市、羽曳野市、藤井寺市が組織する一部事務組合(消防組合)。
特徴
- 1963年10月1日に「柏原羽曳野美陵消防組合」として発足。1966年に美陵町が市制を施行し藤井寺市になると同時に組合名が現在の名前に改称された。現在の藤井寺分署が発足当初の消防本部、本署であった。
- 本部名が長いため、「柏羽藤(かしはふじ)」と呼ばれている。また、(かしはふじ)は読みにくいので、(かしわふじ)と呼ぶ人がいる。
- 毎年2月にPL教団内で行われる「南大阪駅伝」一般の部で優勝を何回もしている。
- 藤井寺市の井関和彦元市長は、当組合の第四代消防長であった。(在任期間 1986年~1998年)
- 藤井寺市、羽曳野市の市境界は入り組んでおり、飛び地も少なくないため広域消防の利点が生かされている。
- 大阪府下の消防で行われる救助訓練や救助の大会では、数多く優勝や準優勝している。
- 2016年4月に高度救助隊が発足している。
- 東日本大震災や熊本地震では緊急消防援助隊を派遣している。
消防署一覧
- 消防本部・本署 藤井寺市青山3-613-8
- 藤井寺分署 藤井寺市国府1-1-8
- 柏原分署 柏原市河原町1-90 ※2019年に出張所から分署に昇格
- 国分出張所 柏原市国分本町2-5-5
- 羽曳野出張所 羽曳野市羽曳が丘4-14-8
- 高鷲出張所 羽曳野市島泉8-8-2
車両一覧
- 消防ポンプ車 :11(各署・所に複数台配備)
- 水槽付きポンプ車:2(藤井寺分署・柏原分署)
- 高規格救急車 : 9(本署に予備車1台含めて合計3台のほか各署・所に1台ずつ配備)
- 2020年12月まで9台のうち、新型コロナウイルス感染者搬送用1台、予備車1台
- 2020年12月末より8台(うち、予備車1台)に減少(1台廃車)
- 2023年1月より再び9台(うち、予備車を1台から2台に増備)
- 救助工作車 :2(本署・藤井寺分署)※本署は2016年4月の車両更新と同時に高度救助隊が発足
- 救助タンク車(通称:STR):1(柏原分署)※2020年11月中旬に新規配備
- はしご車:1(本署)
- 資器材搬送車:1(本署)
- 山林資機材積載車:1(本署)
- 指揮車:2(2台とも本署)→うち、予備車1台
- 救急普及啓発広報車(マイクロバスタイプ): 1(本署)
- 化学車:1(本署)※2019年に柏原分署から本署に配置転換
- 林野工作車:1(柏原分署)※2019年に本署から柏原分署に配置転換
- 大型水槽車:1(本署)
- 応急手当普及啓発車(ワンボックスタイプ):1(本署)
- 中型バス:1(藤井寺分署)→隊員を被災地に派遣する際などに使用、赤色灯やサイレンはついていないため緊急走行は不可
- その他連絡車や予防車、広報車などを本署にそれぞれ複数台配備
外部リンク
- 柏原羽曳野藤井寺消防組合