不動院(ふどういん)は、茨城県つくばみらい市にある真言宗豊山派の寺院。正式名称は清安山願成寺不動院(せいあんざんがんじょうじふどういん)、通称で板橋不動尊(いたばしふどうそん)と呼ばれている。
歴史
大同年間(806年 - 810年)、弘法大師空海によって開山された[1]。
文化財
本尊の不動明王・二童子立像は弘法大師(空海)が自ら彫刻したと伝えられており、国指定重要文化財に指定されており、本堂、楼門、三重塔は江戸時代中期の代表的な建築で、すべて茨城県指定文化財に指定されている[3]。
- 木造不動明王及二童子立像(重要文化財 大正4年8月10日指定)[4]
- 不動院三重塔(茨城県指定文化財 昭和35年12月21日指定)[5]
- 不動院本堂(茨城県指定文化財 昭和40年2月24日指定)[6]
- 不動院楼門(茨城県指定文化財 昭和49年11月25日指定)[7]
楼門
三重塔
大本堂
交通アクセス
- 谷田部ICより車10分。
脚注
参考文献
- 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年
外部リンク
- 不動院