東禅寺(とうぜんじ)は、東京都西東京市住吉町にある曹洞宗の寺、山号は祥髙山と号し、本尊には釈迦如来を祀る。総本山は静岡県牧之原市の石雲院[2]、本山は東京都東久留米市の浄牧院。西光寺(現総持寺)が宮山から現在地に移転した後は、如意輪寺、寳晃院、寶樹院に当寺を合わせて保谷四軒寺と呼ばれる。
歴史
1594年(文禄3年)に前沢村(現東久留米市)の浄牧院十二世蘭室秀芳和尚の隠居寺として開山され[2]、開基は保谷出雲守直政であったと伝えられる[3]。また、境内には保谷出雲守直政のものとされる墓石が残されている[2]。
文化財
交通
ギャラリー
山門
(2016年4月10日撮影)境内
(2016年4月10日撮影)六地蔵菩薩立像
(2016年4月10日撮影)石燈籠
(2016年4月10日撮影)
脚注
参考文献
- 片桐譲『考察 保谷出雲守直政』1984年
- 保谷市『保谷ところどころ』1999年
- 「上保谷村 東禅寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ134新座郡ノ6、内務省地理局、1884年6月。(NDLJP):763996/84。
外部リンク
- 西東京市指定文化財第37号 六地蔵菩薩立像