東山三条駅(ひがしやまさんじょうえき)は、かつて京都府京都市東山区にあった京阪電気鉄道京津線の停留場。1997年(平成9年)の京都市営地下鉄東西線開業に伴い京津線京津三条 - 御陵間とともに廃止された。
東山三条駅 | |
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停車中の京阪80型電車(1997年2月頃) | |
ひがしやまさんじょう HIGASHIYAMA-SANJŌ | |
◄京津三条 (0.6 km) (1.0 km) 蹴上► | |
所在地 | 京都府京都市東山区三条大和大路下ル古川町 北緯35度00分34秒 東経135度46分43秒 / 北緯35.009476度 東経135.778685度 |
所属事業者 | 京阪電気鉄道 |
所属路線 | 京津線 |
キロ程 | 0.6 km(京津三条起点) |
駅構造 | 地上駅(停留場) |
(ホーム) | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- | 5,877人/日 -1995年11月- |
開業年月日 | 1912年(大正元年)8月15日 |
廃止年月日 | 1997年(平成9年)10月12日 |
概要
三条通上に設けられた停留場。ステップを備えた車両しか停車できない関係から、普通列車のみが停車し、急行(1981年廃止)・準急は通過していた。
南北に走る東山通の東側に対向式のホームがあった。
1978年(昭和53年)9月までは東山通を走る京都市電東山線と平面交差しており、市電の東山三条停留場との乗換駅でもあった。この東山線との間には、第二次世界大戦中に連絡線が設けられ、戦中戦後には市電側から屎尿輸送の貨物電車が京津線に乗り入れた。その後この連絡線は撤去されている。
もともと当停留場廃止まで、三条駅を介して京阪線と大津線とにまたがる運賃は、それぞれを合算した額が基本だったが、当駅だけは例外で、京阪線系統の駅から三条駅までの運賃に少し上乗せしたような額が適用されていた。
当停留場の廃止後も京都市営バスの停留所にその名が残っている。
歴史
利用状況
廃止前の各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである。
隣の停留場
脚注
注釈
出典
- 京都府統計書
- ^ 京都府. “平成3年京都府統計書 第10章 運輸、通信” (XLS). 2021年11月28日閲覧。
- ^ 京都府. “平成4年京都府統計書 第10章 運輸、通信” (XLS). 2021年11月28日閲覧。
- ^ 京都府. “平成5年京都府統計書 第10章 運輸、通信” (XLS). 2021年11月28日閲覧。
- ^ 京都府. “平成6年京都府統計書 第10章 運輸、通信” (XLS). 2021年11月28日閲覧。
- ^ 京都府. “平成7年京都府統計書 第10章 運輸、通信” (XLS). 2021年11月28日閲覧。
- ^ 京都府. “平成8年京都府統計書 第10章 運輸、通信” (XLS). 2021年11月28日閲覧。
- ^ 京都府. “平成9年京都府統計書 第10章 運輸、通信” (XLS). 2021年11月28日閲覧。
参考文献
この節で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、。 |
- 『京阪百年のあゆみ』京阪電気鉄道、2011年3月24日
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 東山駅 (京都府) - 京津線廃線区間に新規に開業した京都市営地下鉄東西線の駅。