この記事は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2015年9月) |
東北最高行政委員会(とうほくさいこうぎょうせいいいんかい、別称東北行政委員会)(中国語:东北最高行政委员会)は[1]大日本帝国が満州事変後に中国東北部に設けた傀儡機構であり、満州国建国を画策した。
東北最高行政委員会 | ||
(大日本帝国の傀儡政権) (国際的に広く承認されていない政権) | ||
首都 | 入力がありません | |
政府 | 傀儡政府 | |
委員長 | ||
• | 1932年 | 張景恵 |
歴史・時代 | 戦間期 | |
• | 「建国会議」第1回会議 | 1932年2月16日 |
• | 「建国会議」第2回会議 | 1932年2月17日 |
• | 独立宣言の発表 | 1932年2月18日 |
• | 満州国成立 | 1932年3月1日 |
現在 | 中華人民共和国 北朝鮮 |
1932年2月16日、関東軍は奉天省長臧式毅と吉林省長煕洽、黒竜江省長張景恵、馬占山の4人を瀋陽に召集し、「建国会議」第1回会議即ち「四巨頭会議」を開催した。会議は東北最高行政委員会設立を決定した。17日、「建国会議」第2回会議が行われ、張景恵を委員長に、臧式毅、煕洽、馬占山、湯玉麟、チムトシムベロ、凌陞を委員に任命することを決定した。18日、東北最高行政委員会は声明「東北省区完全独立」を発表したが、湯玉麟、チムトシムベロ、凌陞は会議に出席せず、馬占山は病を理由に署名しなかった。
2月25日、東北最高行政委員会は新しく作る国家の国号を「満州国」、年号を「大同」、国家元首を「執政」、国旗を「紅藍白黒満地黄五色旗」とし、首都を新京(長春市)に置くことを決議した。3月1日に満州国が正式に成立し、東北最高行政委員会はこれにより解散した[2][3]。