東光寺(とうこうじ)は、東京都品川区二葉1丁目にある天台宗の寺院である。山号は久遠山不動院、本尊は阿弥陀如来。山門脇に立つ戦没供養塔は、戦争の犠牲になった軍馬、軍用犬、伝書鳩などの動物を供養するための動物供養塔が建立されている。また、参道の中程には、東司(とうす)と呼ばれる烏枢沙摩明王が安置されたトイレ守護のお堂がある。巡礼札所として、荏原七福神のひとつ毘沙門天も祀っている。
歴史
東光寺は比叡山延暦寺の末寺にて、久遠山不動院東光寺と称し、開山は1534年(天文13年)什仙上人により創建された寺である。 古くは大井から荏原へ通じる道筋にあり、近くに立会川が流れのどかな風情が残っていた。現在の本堂は、1813年(文化10年)に浄権大僧都により再建されたものである。
札所
ギャラリー
アクセス
脚注
参考文献
- 久遠山不動明院東光寺
- 「下蛇窪村 東光寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ53荏原郡ノ15、内務省地理局、1884年6月。(NDLJP):763982/65。
- “東光寺”. しながわ観光協会. 2020年12月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 久遠山不動院東光寺