TOKYO NOVYI・ART(旧:東京ノーヴイ・レパートリーシアター)は、東京・下北沢を拠点として活動している、レパートリー・シアター劇団。芸術監督は、ロシア功労芸術家のレオニード・アニシモフで、アントン・チェーホフやマクシム・ゴーリキーなどのロシアの戯曲を主要レパートリーとするが、最近は日本の作品など、新作にも意欲的に取り組んでいる。劇団創立は、2004年4月で、特定非営利活動法人劇団京、ペレジヴァーニエ・アートシアター、スタジオ・ソンツェの3つの劇団が結集して創立。演劇公演だけではなく、演劇をテーマとしたアートサロン、国際交流シンポジウム、俳優向けのワークショップなど、幅広い活動を行っている。
主なレパートリー作品
(以上アントン・チェーホフ)
特徴
- 劇団の俳優が舞台上でインスピレーションを受けるための教育方法として、ロシアの演出家・コンスタンチン・スタニスラフスキーが提唱したスタニスラフスキー・システムを採用している。年に数度、スタニスラフスキー・システムの内容を元にした俳優向けのワークショップも開催。
- レパートリー・シアターと銘打つ劇団は他にもあるが、一定期間に演目を変えながら、毎週連続公演する劇団は珍しく、ヨーロッパのレパートリー・シアターの形式に近い。2009年5月のGWには、東京・両国のシアターΧ劇場で、7日間日替わりでレパートリー作品7演目を連続公演している。
外部リンク
- 東京ノーヴイ・レパートリーシアター