概要
東京電力への卸電力と、東亜石油京浜製油所への電力・プロセス蒸気を同時に供給するため、汽力発電設備のほか、ガスタービン・廃熱回収ボイラを用いたコージェネレーション設備を有する。
電力とプロセス蒸気の同時供給という点を考慮した結果、汽力発電用ボイラの主蒸気系統から廃熱回収ボイラの主蒸気系統へのバックアップや、蒸気タービン故障時もボイラ単独運転で蒸気供給を継続できるようにするなど、26種類もの特殊運転が可能となっている[1]。
東亜石油株式会社の連結子会社である株式会社ジェネックスが運営してきたが、2018年6月1日に東亜石油株式会社が株式会社ジェネックスを吸収合併し、東亜石油株式会社の運営となった。
発電設備
- 1号蒸気タービン
- 発電方式:汽力発電方式
- 定格出力:19万4,890kW
- プロセス蒸気:1.3MPa
- 使用燃料:副生ガス、重油、減圧残渣油
- 営業運転開始:2003年6月1日
- 2号ガスタービン
- 発電方式:ガスタービン発電方式(コージェネレーション設備併設)
- 定格出力:7万9,300kW
- プロセス蒸気:6.6MPa
- 使用燃料:副生ガス、灯油
- 営業運転開始:2003年6月1日
出典
関連項目
外部リンク
- 東亜石油 発電所概要
座標: 北緯35度30分52.1秒 東経139度44分43.6秒 / 北緯35.514472度 東経139.745444度