李 秀赫(イ・スヒョク 朝鮮語: 이수혁、1949年1月4日 - )は、大韓民国の外交官、政治家。第20代国会議員[1]。共に民主党に所属。
経歴
ソウル大学校、延世大学校大学院卒業[1]。2003年に始まった北朝鮮の核開発等をめぐる六者会合に韓国代表(外交通商部次官補)として、第一回から第三回目まで出席した。その後、コーネル大学客員研究員、檀国大学校碩座教授を経て[1]、政治家に転身して国会議員になった[2]。
2019年、韓国の駐米大使の選考が難航する中で、文在寅大統領が駐米大使に指名。前年にドナルド・トランプ大統領を信用できないとして批判を行っていたが、アメリカ側が大使として受け入れた[3]。
2020年5月30日、トランプ大統領が現行の主要国首脳会議(G7)にロシア、オーストラリア、インド、韓国を招待して、G10またはG11にしたいと表明。これを受けて李秀赫が自国のマスコミ向けに「韓国は(米国か中国かの)選択を強いられている国ではなく、選択できる国だという自負心を持っている」と発言すると、アメリカ国務省の報道官がすかさず「韓国は数十年前に権威主義を放棄し、民主主義を選択した時から(米国か中国かどちらかをとるかを)選択している」と反論して釘をさす出来事となった[4]。
脚注
外交職 | ||
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先代 (申斗柄) | 在ユーゴスラビア連邦共和国大韓民国大使 第2代:2002年 - 2003年 | 次代 (金秀東) |
先代 (権寧民) | 在ドイツ大韓民国大使 第18代:2005年 - 2006年 | 次代 (崔禎鎰) |
先代 趙潤済 | 在アメリカ合衆国大韓民国大使 第26代:2019年 - 2022年 | 次代 (趙太庸) |