本島 百合子(もとじま[1][2] / もとしま[3] ゆりこ、1907年(明治40年)8月3日[1][3] - 1972年(昭和47年)5月21日[1][2])は、日本の婦人運動家、政治家。衆議院議員。
経歴
福岡県遠賀郡八幡町[3](八幡市を経て現北九州市)で、本島礼三郎の四女として生まれる[4]。
1929年、日本大学高等師範部地歴科を卒業した[2][3]。在学中から無産運動に加わった[3]。卒業後、萬朝報記者、婦人毎日新聞記者を務め、婦人解放運動を行った[1][3]。
1945年、日本社会党の結党に加わり[1][3]、1946年、同党婦人部に勤務し同副部長を務めた[3][4]。1947年5月、東京都議会議員に当選[4]。以後、都議を3期務めた[5]。1958年5月の第28回衆議院議員総選挙に日本社会党所属で東京都第3区から出馬して当選[1][2][3]。その後、第31回総選挙まで連続して当選し、衆議院議員を4期務めた[1][2][3]。この間、1960年、民主社会党(民社党)に移り、民主社会党生活対策本部長、民社党婦人部長などを務めた[1][2][3][5]。
脚注
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録』第15版 下、1948年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『日本女性人名辞典〔普及版〕』日本図書センター、1998年。
- 上田正昭他『日本人名大辞典』講談社、2001年。
- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。