歴史
開業当時は数100メートル西の踏切沿い東(現駅)側にあり、街道が交わる小さな集落の中心(京都バスの終点にもなっていた)の横という場所であり、車庫が併設されていた。1944年に単線化にともない踏切の西側に移転。1968年に京都精華短期大学(当時)が開校後、京都精華大前駅が1989年に開業するまで同校の最寄り駅となり、駅から学校までの街道(現在の京都府道106号神山岩倉停車場線)沿いに学生アパートが多く建設された。また1980年に開校された 京都府立北稜高等学校の目の前であった。しかし1990年に京都精華大前駅開設と(複線化)のため、南側の新しく開発された住宅地に近い現在の場所に移転している。
年表
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ無人駅。ホーム全体を覆う上屋が設置されている。出入り口はホームの出町柳駅側にある[1]。両ホームは駅(構内踏切)(第1種甲)で結ばれているが、道路扱いとなっており一般の人や自転車の横断も多い。なお、この構内通路は軽車両・小特以外の「(車両通行止め)」となっている(画像参照)。ホームへはスロープも整備されているが急で幅も狭いため車椅子での利用には介護者が必要。 京都府立北稜高等学校の最寄り駅のため休校日以外の朝時間帯は係員が出張することが多く、係員詰め所もある。ただし、普段の平日は下りホームにのみ20分ほどの係員配置である。
のりば
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
上り線ホーム(2020年11月)
駅構内踏切
上りホーム。入口より京都精華大前駅方面。係員詰所も見える
駅周辺
京都府道106号神山岩倉停車場線から数10メートル入った所。周辺は戸建て中心の住宅地。府道沿いを除き田畑も多かったか、宅地開発が進んできている。
- 京都府立北稜高等学校
- あんた橋 - 駅西方、長代川に架かる橋。かつては簡素な丸木橋であったため、橋を渡る人々が「あんた(=あなた)から先にどうぞ」と譲り合ったことからこの名前が付けられている[3]。
- 妙満寺(案内放送あり)
- 一条山 - 現駅横の小さな丘。開発の中断で一時禿山状態で放置され有名になった。
- 円通寺 南西へ1キロメートル強
バス路線(北稜高校前)
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 木野駅 - 叡山電鉄