最乗寺(さいじょうじ)は、神奈川県南足柄市にある曹洞宗の寺院。山号は大雄山(だいゆうざん)。寺紋は羽団扇。
最乗寺 | |
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本堂 | |
所在地 | 神奈川県南足柄市大雄町1157 |
位置 | 北緯35度18分7秒 東経139度4分32秒 / 北緯35.30194度 東経139.07556度座標: 北緯35度18分7秒 東経139度4分32秒 / 北緯35.30194度 東経139.07556度 |
山号 | 大雄山[1] |
宗派 | 曹洞宗[1] |
本尊 | 釈迦牟尼仏 |
創建年 | 応永元年(1394)[1] |
開山 | 了庵[1] |
札所等 | 関東三十六不動霊場 第2番 |
公式サイト | 曹洞宗 大雄山最乗寺 |
法人番号 | 2021005006334 |
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歴史
札所
- 関東三十六不動霊場 第2番
アクセス
- 伊豆箱根鉄道大雄山線大雄山駅からバスで10分。さらに徒歩5分。
伽藍
- 御真殿の高下駄
- 天狗の高下駄。高下駄が左右一対そろって役割をなすことから夫婦和合の信仰が生まれた。
- 多宝塔
- 文久3年(1863)建立。神奈川県下で現存する唯一の多宝塔。南足柄市重要文化財。
- 洗心の滝
- 清瀧不動堂の下を流れる滝。
- 松平直基墓所
食中毒事件
2010年4月4日の花まつり(灌仏会)で甘茶が振る舞われた際、児童66名と成人3名の計69名に嘔吐や吐き気などの食中毒様症状が見られた。神奈川県足柄上保健福祉事務所は、医師の届け出や状況から甘茶が原因の食中毒と断定した[3][4]。 甘茶は濃すぎると食中毒を起こす恐れがあることから、厚生労働省は濃い甘茶を避けるように注意喚起している[5]。
首都圏御開帳
2010年10月31日首都圏御開帳に合わせ、本尊を載せたみこしが80年振りに復活し、最初に小田原駅から国道1号のういろう社まで渡御された。
禅寺特訓道場
経営コンサルティングや社員教育ポスターの販売を主業務とするモチベーション・アップ株式会社と提携し、「禅寺特訓道場」と称した社員教育を請け負っている[6]。
脚注
関連文献
- 「苅野庄 関本村 最乗寺」『大日本地誌大系』 第36巻新編相模国風土記稿1巻之20村里部足柄上郡巻之9、雄山閣、1932年8月。(NDLJP):1179198/139。
外部リンク
- 曹洞宗 大雄山最乗寺
- - ウェイバックマシン(2018年11月6日アーカイブ分)
- 小田原での渡御動画