駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅。駅舎は東側にある。かつては島式ホーム1面2線の交換可能駅だったが、駅舎側線路はポイントが撤去され進入不可能である。構内に車両基地があったが、1975年に桜水駅へ移転した。
当駅は朝と夕方に駅員が配置される。
2022年に駅舎外観については窓サッシを木枠に戻すなど改装工事が行われ、休憩所も旧車両7000系の車内の内装とした「お休み処ナナセン」として整備され、2022年4月29日に開所する[1]。またJR福島駅東口再開発事業に伴い2022年4月29日に「伏見珈琲店」が駅舎内に開業することになった[1]。
構内には窓口(平日のみ7:00頃 - 10:15頃、15:30頃 - 19:00頃)、自動券売機(1台)、NORUCA専用簡易改札機、トイレ、公衆電話、自動販売機(飲料)がある。かつてのトイレは汲み取り式だった。
福島大学附属小学校の最寄り駅となっているために、登下校時には笹谷方面の児童で混雑する。
JR東日本東北本線の東側に位置する。福島から並走しているJR東日本東北本線、阿武隈急行さらにJR東日本東北新幹線からもホームが見える。
利用状況
2010年度の乗車人員は233人であった[2]。 近年の1日平均乗降・乗車人員は以下の通り。[3][4]
年度 | 1日平均 乗車人員 | 1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2010年 | 233 | |
2011年 | 562 | |
2012年 | 646 | |
2013年 | 657 | |
2014年 | 781 | |
2015年 | 731 | |
2016年 | 732 | |
2017年 | 761 | |
2018年 | 810 |
駅周辺
- 曽根田ショッピングセンター(愛称・MAXふくしま)
- 峰亀曽根田店(そば・創作料理)
- 福島フォーラム
- 福島曾根田郵便局
- 福島市立福島第四小学校
- 福島市消防本部・福島消防署
- 福島市保健福祉センター
- 福島中央郵便局(ゆうちょ銀行福島店併設)
- 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構福島支部福島職業能力開発促進センター(愛称:ポリテクセンター福島)
- 福島製作所
- (ヨークタウン野田)
- 東日本旅客鉄道福島総合運輸区
- 福島県道3号福島飯坂線
- 福島県道310号庭坂福島線
- 国道13号
バス路線
最寄バス停は県道3号線にある「曽根田」となる。
歴史
- 1924年(大正13年)4月13日 - 福島飯坂電気軌道が福島駅 - 飯坂駅(現在の花水坂駅)間を開業。(旧)曽根田駅が開業。
- 1942年(昭和17年)12月3日 - 福島電気鉄道曽根田駅(そねだえき)として新たに開業[5]。同時に、福島駅 - 森合駅(現在の美術館図書館前駅)間を経路変更。旧線上にあった曽根田駅を廃止。
- 1943年(昭和18年)7月17日 - 電鉄福島駅(でんてつふくしまえき)に改称[5]。
- 1962年(昭和37年)9月5日 - 曽根田駅に改称[5]。
- 2010年(平成22年)11月25日 - 駅舎を改装。1991年(平成3年)ごろまで運行されていた5000系車両をイメージし、ベージュの壁と赤屋根の駅舎となった[6]。
- 2022年(令和4年)4月29日 - 駅舎を改装[1]。休憩所を7000系の車内の内装とした「お休み処ナナセン」として整備[1]。
更新・改装
福島交通が進めていた曽根田駅の建て替え事業の構想が2008年2月20日までに固まった。12階建ての高層ビルで、1階に駅舎やコンビニエンスストア、4階には医療モール、5階から12階にマンションを整備し、2009年度中に着工し、2010年度中の完成を予定していたが、福島交通本体の会社更生法申請(現在は同社は同法の適用下から外れた)や東日本大震災の影響を受け、凍結された。
その後、何度か駅舎は改装されており、2022年(令和4年)にも改装されている[1]。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 福島交通 - 飯坂線 曽根田駅