普蘭店区(ふらんてん-く)は中華人民共和国遼寧省大連市に位置する市轄区(北緯39度24分32秒 東経121度58分01秒 / 北緯39.409度 東経121.967度座標: 北緯39度24分32秒 東経121度58分01秒 / 北緯39.409度 東経121.967度)。県級市であった時は瓦房店市、荘河市と共に「北方三市」と称された。
地理
金州区の北に位置し、大連市の中心部から距離にして50キロメートル、バスで1時間半ほどに位置する。
歴史
1905年、ポーツマス条約により旅大租借地が日本に移譲、普蘭店管区が設置され、1908年に普蘭店出張所、1930年に普蘭店民政署と改称される。1932年に満州国が成立すると奉天省復県の管轄とされた。1945年9月、中国共産党により復県の一部に新金県が新設され、1958年に県政府が皮口から普蘭店へ移された。1991年11月30日、新金県より県級市の普蘭店市に改編された。2015年10月13日に普蘭店区に改編。
行政区画
- 街道弁事処:豊栄街道、鉄西街道、太平街道、楊樹房街道、大劉家街道、皮口街道、城子坦街道、唐家房街道、大譚街道、蓮山街道、沙包街道、星台街道、安波街道、四平街道、双塔街道、楽甲街道、墨盤街道、同益街道
交通
鉄道
道路
航路
- 皮口から長海県へフェリーが運行されている
経済
- 大楊集団 (大楊創世)
文化
- 民謡「東北地方の子守歌」
- これはもともと普蘭店のものといわれている。
観光
- 安波温泉、安波温泉スキー場(安波街道)
- 清泉寺
- (老帽山)
外部リンク
- 普蘭店区人民政府(中国語)
中国地名の変遷 | |
建置 | 1945年 |
使用状況 | 普蘭店区 |
現代 | 新金県 普蘭店市(1991年) 普蘭店区(2015年) |
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