普光寺(ふこうじ)は、徳島県鳴門市瀬戸町北泊にある高野山真言宗の寺院。山号は潮門山。本尊は千手観世音菩薩[1]。阿波西国三十三観音霊場19番札所。阿波北嶺薬師霊場23番札所。
歴史
備前国墨江より流されて小鳴門に着した「小鳴門の観音」を1700年(元禄13年8月16日)に北泊浦在住の水盤軍郡である市岡田吉右衛門が母の菩提のために建立。
また寺には鳴門指定文化財の唐人筆の釈迦涅槃図があり、豊臣秀吉が高麗出兵の際もち帰ったもので、1642年(寛永10年)に岡田吉右衛門が亡き父の宗慶禅定門の菩提のために奉納したことが裏書されている[2]。
交通
- JR鳴門線鳴門駅より車で約20分。
- 神戸淡路鳴門自動車道「鳴門北インターチェンジ」より車で約10分。
脚注
外部リンク
- 普光寺 - 阿波西国三十三観音霊場
- 普光寺 - 八百万の神