春日神社(かすがじんじゃ)は、奈良県奈良市(法華寺町)にある神社。本来海龍王寺の(鎮守社)として天児屋根命を祀っていたが、寛延年中に左右二座が合祀され、氏神として崇敬されるようになった[2]。(宇奈多理神社)を西宮、当社を東の宮と称して法華寺町の氏神として信仰篤い。
祭神
境内
一の鳥居より参道が西に長く延びる[2]。祭礼の時以外は参道の奥は鉄扉で閉ざされている[2]。
本殿
三間社流造[2]。春日大社末社三十八所神社の旧本殿の移しと伝わる[4]。
座小屋
境内北側にある[2]。
社務所
座小屋に相対して南側にある[2]。
脚注
- ^ 現地案内板、奈良市史共に、漢字表記は伊弉冉(イザナミ)と記すが、ふりがなはイザナギとなっている。
出典
参考文献
- 現地案内板
- 奈良県史編集委員会 編『奈良県史 5 神社』名著出版、1989年。
- 奈良県史編集委員会 編『奈良県史 8 建築』名著出版、1998年。
- 奈良市史編集審議会 編『奈良市史 社寺編』吉川弘文館、1985年。