『星の牧場』(ほしのまきば)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。星組公演[1][2]。
原作は庄野英二の『星の牧場[1][2]』。脚本・演出は高木史朗[1][2]。併演作は『オー!ビューティフル[3][2]』。
宝塚大劇場公演
※参考文献は宝塚60年史別冊(ストーリーを除く)[4]。
形式名は「ミュージカル・ファンタジー」。12場。
公演期間は1971年1月30日から2月25日。新人公演は2月13日。
ストーリー
※宝塚100年史の舞台編[5]を参考にした。
牛飼いの青年のイシザワ・モミイチは、戦争の影響で、幻覚・幻聴に悩んでいた。部隊の世話をした馬「ツキスミ」のことも忘れられない。ある日、モミイチは、出かけた山で不思議なジプシーたちに出会い、自然と人間のふれあいに感銘を受けるのだが・・・。
スタッフ
- 作曲:中元清純
- 合唱指導・音楽指導:(十時一夫)
- 振付:喜多弘
- 装置:(黒田利邦)
- 衣装:(任田幾英)
- 照明:(今井直次)
- 小道具:(上田特市)
- 効果:(川ノ上智洋)
- 音楽監督:(松永浩志)
- 映画:宝塚映画製作所
- 特別音響:宝塚映画音響部
- 演出補:岡田敬二
- 制作:(野田浜之助)
主な出演者
本公演(配役も含む)
- モミイチ:鳳蘭
- 牧場主、ティンパニー:美吉左久子
- 娘マキ:衣通月子
- 息子一郎、クラリネット:安奈淳
- 鹿沢老人、コントラバス:水代玉藻
- チェロ:(深山しのぶ)
- おかいこのバイオリン:大原ますみ
- ヴィオラ:如月美和子
- 第二バイオリン:(若山かずみ)
- チューバ:(八州千浪)
- トランペット:但馬久美
- 鹿沢サヨ:(砂夜なつみ)
- フルート:松あきら
新人公演
- 安奈淳
- 衣通月子
- 但馬久美
- (碧美沙)
- 松あきら
東京宝塚劇場公演
※参考文献は宝塚90年史[2]。
公演期間は1971年4月3日から4月27日。
脚注
- ^ a b c 60年史別冊 1974, p. 103.
- ^ a b c d e 90年史 2004, p. 280.
- ^ 60年史別冊 1974, p. 104.
- ^ 60年史別冊 1974, p. 103-104.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 135.
参考文献
- 編集発行人:(橋本雅夫)『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』宝塚歌劇団、1974年。
- 編集:(森照実)・(春馬誉貴子)・(相井美由紀)・山本久美子『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年。ISBN (4-484-04601-6)。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN (978-4-484-14600-3)。