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明宗(めいそう、1131年11月8日 - 1202年12月3日)は、第19代高麗王(在位:1170年 - 1197年)。姓は王、諱は晧、諡号は皇明光孝大王。妃は江陵公王温の娘、光靖王后金氏。
経歴
1170年、武臣の鄭仲夫が反乱を起こし(庚寅の乱)、兄の毅宗を廃したため、擁立されることとなった。しかし明宗は鄭仲夫の傀儡に過ぎず、惰弱で統治能力も無かったために、鄭仲夫の後は慶大升・崔忠献らに実権を握られた。この間、明宗は武臣の暴走を止めることもできず、政治は乱れに乱れた。明宗は1197年、崔忠献によって廃され昌楽宮に幽閉され、5年後に生涯を終えた。