» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

日本式蜂型

日本式蜂型(にほんしきはちがた)は、(日本小型飛行機)が開発・製造した初の日本製モーターグライダー(動力滑空機)。

概要

日本小型飛行機の宮原旭技師は、1940年昭和15年)にかねてから構想していた「グライダーによる飛行の経験者がすぐ操縦できる小型飛行機」の開発に着手した。この計画はモーターグライダー(モーターソアラー)としてまとまり、1940年11月に実機1機の製作を開始。翌1941年(昭和16年)2月初頭に完成し、2月7日に羽田の東京飛行場で初飛行した。その後、この機体は羽田で試験飛行を行ったのちに(日本学生航空連盟)(学連)の所属機となった。また、(満州飛行協会)も3機の蜂型を導入する予定だったが、太平洋戦争の戦時体制下突入を受けて中止された。

胴体は木製モノコック構造、翼は木製骨組みに羽布張り。形状はソアラー(上級滑空機)に近い密閉風防を持つ中翼単葉で、滑空性能を重視したためエンジンは機首に装備された。降着装置は前後に一本ずつ備えられた単車輪の主脚と尾輪のみで、主脚には覆いがつけられている。

諸元

  • 全長:7.56 m
  • 全幅:15.00 m
  • 全高:1.60 m
  • 主翼面積:15.5 m2
  • 自重:257 kg
  • 全備重量:341 kg
  • エンジン:AVA 空冷水平対向4気筒(公称28 hp) × 1
  • 最大速度:134 km/h
  • 滑空速度:71.6 km/h
  • 実用上昇限度:3,000 m
  • 航続時間:1時間
  • 乗員:1名

参考文献

  • (野沢正) 『日本航空機総集 九州・日立・昭和・日飛・諸社篇』 (出版協同社)、1980年、95頁。(全国書誌番号):(81001674)。
  • (佐藤博)『日本グライダー史』海鳥社、1999年、86,89,97頁。ISBN (978-4874152720)。 
  • 宮原旭 「『蜂』型製作由來記」 (『航空朝日 第二巻第四號』 朝日新聞社、1941年4月、156・157頁に収録)

関連項目

外部リンク

  • 日本式蜂型 - (滑空史保存協会)公式サイト。
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。