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日本共産党中央委員会議長(にほんきょうさんとうちゅうおういいんかいぎちょう)は、日本共産党の(中央委員会総会)で選出される中央委員会の議長である。不破哲三が第24回党大会で退任し、現在は空席である。いわゆる「党三役」にあたる要職の一つであり、党内では事実上の最高職として扱われた。
概説
日本共産党の「規約」は個人の職務としての「党首」を置いておらず、中央委員会が組織として対外的に党を代表している。形式上は党内最上位の地位となるが、初代議長となった野坂参三の時代から、名誉職的な色彩を帯びていた。さらに1997年の第21回党大会で規約が改正され、非常設の役職となった。現在までに3人の議長が存在した。そのうち、宮本顕治と不破哲三は委員長退任後、議長に就任している。