新潟県立県央基幹病院（にいがたけんりつけんおうきかんびょういん）は新潟県三条市上須頃地内に2023年度に開設される予定の病院。
概要
新潟県立燕労災病院と新潟県厚生農業協同組合連合会三条総合病院を統合し、済生会三条病院、新潟県立吉田病院、新潟県立加茂病院の急性期機能も集約して新設される[1][2]。病院統合に先立って新潟県は労働者健康安全機構から燕労災病院の移譲を受けた（2018年）[2]。
救命救急医療や高度・専門的医療などを行う地域中核病院としての役割と、地域医療支援や医療スタッフの育成等の拠点としての役割をもつ病院として整備される[2]。
新潟県立県央基幹病院は新潟県が設置し指定管理者が管理する公設民営方式がとられる[2]。社会福祉法人恩賜財団済生会支部新潟県済生会が指定管理者となる[3]。
診療科
診療科の予定[2]
病床数
病床数400床となる予定[4]。
統合元の病院
新潟県立燕労災病院
新潟県が設置し指定管理者として一般財団法人新潟県地域医療推進機構が運営（公設民営方式）[5]。2018年4月1日開設[5]（前身は1979年開設の労働福祉事業団燕労災病院）。病床数は300床[5]。診療科は内科、循環器内科、神経内科、外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、消化器外科[5]。
新潟県厚生農業協同組合連合会三条総合病院
三条市塚野目5丁目1番62号にあり新潟県厚生農業協同組合連合会が設置運営[4]。1952年5月開設[4]。病床数は199床[4]。診療科は内科、消化器内科、循環器内科、小児科、外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、歯科、歯科口腔外科、リハビリテーション科[4]。