文字電話(もじでんわ)は、ウィルコム(旧・DDIポケット)がPHS網を利用して提供していたメッセージ専用サービス及びその端末のことである。
概要
1999年2月、DDIポケット(当時)がサービスを開始した。
文字や手描きイラスト等のやり取りに特化しており、音声通話やパケット通信は利用出来ない。Pメール、PメールDX対応の一般PHS端末とのメールやインターネットメールの送受信が可能。また、PメールDXのシステムを利用した各種情報サービスや文字電話端末間のチャットの他、(αメール)[1]の送信、ポケットベルへのメッセージ送信、クイックダイアル[2]など音声ガイダンスサービスの再生が可能である。
文字電話対応の料金プランは、専用端末でのみ契約が可能である。しかしサービスの始まった1999年に3機種が登場して以降新しい端末は発売されていない。また、端末の販売も終了している。2010年12月31日をもって、文字電話向けの料金コースへの新規受け付けを終了した。さらに2012年2月29日をもってサービスを終了する見込みであったが延長し、最終的には、ガードバンド移行に伴い、旧来の帯域にしか対応していないPHSが使えなくなった時期に合わせる形で、2012年4月30日をもって終了した[3]。
端末
CMキャラクター
脚注
外部リンク
- 文字電話(ウィルコム)
- 手書き入力が可能な「文字電話」専用端末の発売について(東芝)
- TEGACKY文字電話専用電話機PM-T101
- カシオ、「文字電話」対応端末「Me-tel」を4月下旬より発売
- すでにメールを使ってる人も楽しめる! DDIの「文字電話」サービス