歴史
揖斐線の前身である美濃電気軌道によって1926年(大正15年)に開業した駅である。戦後の1962年(昭和37年)には駅舎が改築、その10年後には無人駅となっている。揖斐線は2005年(平成17年)に全線が廃止され、これに伴い当駅も廃駅となった。
駅構造
ホーム2面2線の交換可能駅であった。揖斐線では当駅以外に尻毛駅と美濃北方駅が交換可能駅であったが、この2駅は上り線が片側分岐する形態であったのに対し、当駅は上下線ともY字に分岐する形態をとっていた[6]。
配線図
← 黒野方面 | → 忠節方面 | |
(凡例) 出典:[7] |
利用状況
近隣施設
- 真正郵便局
- 岐阜バス・政田バス停(代替交通手段)
隣の駅
脚注
- ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1926年4月13日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ a b c 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年、220-230頁。ISBN (4-87670-097-4)。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、881頁。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、52-53頁。ISBN (978-4-10-790025-8)。
- ^ 川島令三『全国鉄道事情大研究』 名古屋北部・岐阜篇 1、草思社、1997年、143頁。ISBN (4-7942-0796-4)。
- ^ 堀幸夫 「日本の路面電車現況 - 名古屋鉄道岐阜市内線・美濃町線」、『鉄道ピクトリアル No.688 2000年7月号臨時増刊』 鉄道図書刊行会、p.181