概要
標高460mの福井県福井市と同県鯖江市を隔てる峠である。古くから国境の峠となっており、峠付近には地蔵が祭られている。付近に(赤谷峠)というこの峠と並行して走る峠があるが、こちらは風化しており名前が残るのみで道路の判別すら不可能に近い状況である。2008年現在、峠麓で治水工事のための小規模なダムが建設されており、それに伴い道路が改良されている。
道路状況
麓付近では上記した工事に伴って、道路の舗装が新しく貼り直されており、走りやすくなっている。しかし峠中腹は離合困難な狭路が延々と続き、夏場の場合両側から草が生い茂り車両一台が通るのも厳しい箇所もある。また途中で舗装路から未舗装路の林道に入らなければならず通行は非常に困難である。総じて車両での通行は困難で登山感覚で徒歩で目指したほうが無難な峠といえるだろう。
峠へのアクセス
- 福井市側:国道476号折立町(称名寺)付近 - (林道上河内線)
- 鯖江市側:福井県道192号上河内北中線 - 林道上河内線
関連項目
- 日本の峠一覧
- (赤谷峠)