手塚 伸一（てづか しんいち、1931年 - ）は、フランス文学者、立教大学名誉教授。立教大学大学院中退、同大学助教授、教授、1997年定年退任、名誉教授。ジュール・ヴェルヌ、フランシス・ジャムなどを研究・翻訳した。
著書
- 『ふらんす語への道』 (駿河台出版社) 1968.5
翻訳
- ジゼル・アリミ,シモーヌ・ド・ボーヴォワール『ジャミラよ朝は近い アルジェリア少女拷問の記録』集英社 1963
- アルフォンス・ドーデ「暴力行為 嘘をついていた女」『世界の文学 第52 (フランス名作集)』中央公論社 1966
- 『征服者ロビュール ヴェルヌ全集 第3』集英社 1967 コンパクト・ブックス のち文庫
- 『気球に乗って五週間 ヴェルヌ全集 第7』集英社 1968 コンパクト・ブックス のち文庫
- 『世界名詩集 第18 ジャム』平凡社 1969
- 『神秘の島 ヴェルヌ全集 第21-22』集英社 1969 コンパクト・ブックス のち文庫
- 『ドナデュの遺言 シムノン選集 第11』集英社 1970 のち文庫
- モーパッサン『ピェールとジャン』世界文学全集 集英社 1971
- ユゴー『レ・ミゼラブル』集英社 1975 ジュニア版世界の文学
- アンドレ・ジッド『田園交響楽 世界文学全集 18』学習研究社 1978
- コレット『青い麦 世界文学全集 15』学習研究社 1978 のち集英社文庫
- 『フランシス・ジャム全集』全3巻 大岡信、田辺保、安東次男、倉田清、堀口大學、三好達治共訳 青土社 1981
- フランシス・ジャム『メモワール』青土社 1985
- 『フランシス・ジャム全詩集』青土社 1992
- フランシス・ジャム『桜草の喪・空の晴れ間』平凡社ライブラリー 1994
- 『三人の乙女たち フランシス・ジャム散文選』青土社 2000 のち岩波文庫
- 『フランシス・ジャム詩集』岩波文庫、2012
参考
- 「青い麦」訳者紹介