成瀬 正幸（なるせ まさゆき、延宝8年6月21日（1680年7月16日） - 寛保3年8月10日（1743年9月27日））は、尾張藩の附家老、尾張犬山藩の第4代当主。
成瀬正幸像(白林寺蔵)
第3代当主・成瀬正親の長男。正室は堀直利の娘。子に成瀬正泰（長男）、娘（(松平尚泰)室、のち(広橋勝胤)室）がいる。官位は従五位下、隼人正。
幼名は小吉。元禄16年（1703年）9月20日に父が死去したため、その跡を継ぎ、同年12月に従五位下・隼人正に叙任した[1]。
享保17年（1732年）8月15日、長男の正泰に家督を譲って隠居し、寛保3年（1743年）8月10日に64歳で死去した。法号は随峯院殿實相轉幽居士。墓所は愛知県名古屋市中区栄三丁目の白林寺。
系譜
父母
- 成瀬正親（父）
正室
- 堀直利の娘
子女
- 成瀬正泰（長男）
- (松平尚泰)室のち(広橋勝胤)室
脚注
- ^ 小山譽城『徳川御三家付家老の研究』（清文堂出版、2006年） (ISBN 4-7924-0617-X)