應典院(おうてんいん)は、大阪府大阪市天王寺区にある浄土宗知恩院末の寺院。創建当初は、大蓮寺の第3世に当たる(誓誉在慶)の隠棲所として開基された塔頭であった。
概要
1997年に再建される。その際、往時の寺院が担っていた地域における教育文化振興の活動に特化した寺院として再建の計画が立てられ、地域のネットワークの拠点となる寺院となった[1][2]。境内の結構は、建物が打ちっぱなしのコンクリート。鉄骨造の2階建て建築である。1階はセミナー・ルームとオープン・ギャラリーが付設されている。2階の本堂は、音響設備・照明設備が備えられた円形ホールが備えられた、劇場型の造りになっていた[3]。
沿革
所在地
大阪府大阪市天王寺区下寺町1-1-27
脚注
参考文献
- (秋田光彦)『葬式をしない寺 : 大阪・應典院の挑戦』新潮社〈新潮新書〉、2011年。ISBN (4106104075)。
- (松本茂章). “地域ガバナンスの視点からみた文化施設の人的ネットワーク : 劇場寺院・應典院を手がかりに”. 同志社大学. 2017年11月3日閲覧。
外部リンク
- 應典院 – ひとが、集まる。いのち、弾ける。呼吸する、お寺(公式サイト)