『愛より強く』(あいよりつよく、Gegen die Wand)は、2004年のドイツ・(トルコ)のドラマ映画。(トルコ系ドイツ人)のファティ・アキン監督がハンブルクとイスタンブールを舞台に描いた人間ドラマ。出演はビロル・ユーネル、シベル・ケキリなど。ファティ・アキン監督の「愛、死、悪に関する三部作」の第1作である。
愛より強く | |
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Gegen die Wand | |
監督 | ファティ・アキン |
脚本 | ファティ・アキン |
製作 | (ラルフ・シュヴィンゲル) (シュテファン・シューバート) |
出演者 | ビロル・ユーネル シベル・ケキリ |
音楽 | アレクサンダー・ハッケ メイシオ・パーカー |
撮影 | ライナー・クラウスマン |
編集 | (アンドリュー・バード) |
製作会社 | アルテ (バヴァリア・フィルム) |
配給 | Timebandits Films R Film (エレファント・ピクチャー) |
公開 | 2004年3月11日 2004年3月19日 2006年4月29日 |
上映時間 | 121分 |
製作国 | ドイツ トルコ |
言語 | ドイツ語 トルコ語 英語 |
興行収入 | $11,065,801[1] |
第54回ベルリン国際映画祭金熊賞やヨーロッパ映画賞作品賞を受賞。
ストーリー
トルコ系ドイツ人のジャイトは40代で妻を亡くした絶望から、コカインとアルコールに溺れる日々を送っていた。とうとう自殺を図るが未遂で終わり、ある精神病院に収容される。彼はそこで、同じく自殺を図ったトルコ系ドイツ人の若い女性シベルと知り合う。彼女は保守的な家族から逃れるために自殺したふりをしたのだったが、それで逃れられるわけではなく、病院で出会ったジャイドに偽装結婚してくれと話を持ちかける。初めジャイドは断ったが最終的には合意し、二人は結婚、1つのアパートで全く別々の生活を送り始める。
キャスト
主な受賞等
出典
関連作品
- そして、私たちは愛に帰る……「愛、死、悪に関する三部作」の第2作。
- 消えた声が、その名を呼ぶ……「愛、死、悪に関する三部作」の最終作。