解説
発売当初は「何にも言えないの」がA面で、「愛の奇跡」がB面だった[3]。当初はめぼしい反応はなく[2]、ヒデとロザンナの二人は「何も言えないの」を宣伝するため、福岡を皮切りに東へと、レコード店の全国キャンペーンを展開した[3][4]。
しかし佐賀の有線放送にB面の「愛の奇跡」のリクエストが殺到[3]。1969年の1月下旬から人気に火が付き始める[5]。その後は売上を徐々に伸ばし、発売から4か月後の1969年2月24日付オリコンシングルチャートでトップ10入りし[6]、その後2か月近くトップ10以内をキープした。
累計売上は80万枚[7]、または100万枚突破のミリオンセラー[3]。
1991年7月21日にはCDシングルとして再リリースされた[注釈 2]。ただしカップリングは「愛は傷つきやすく」に変更されており、事実上両A面シングル扱いとなっている。
収録曲
- 17cmシングル盤
- 愛の奇跡 (2分12秒)
- 作詞:(中村小太郎)/作曲:田辺信一/編曲:(中川昌)
- 何にも言えないの (2分7秒)
- 作詞:中村小太郎/作曲:(城二三八)/編曲:中川昌
- 8cmCDシングル盤(スーパー・セレクト・シリーズ『愛の奇跡/愛は傷つきやすく』)
カバー
脚注
注釈
出典
- ^ ヒデとロザンナしんぐるこれくしょん、日本コロムビア - 2021年10月20日閲覧。
- ^ a b ロザンナ 1984, p. 113.
- ^ a b c d 、ZAKZAK、2010年2月5日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)。
- ^ ロザンナ 1984, pp. 113–116.
- ^ ロザンナ 1984, p. 116.
- ^ あの時代のヒット曲 Vol.60!1969/2/24付オリコンチャート、ORICON NEWS、2006年4月15日。
- ^ ロザンナ 1984, 裏表紙裏カバーの折り返し.
- ^ 桑田佳祐、ソロ4年ぶりアリーナツアー映像4・6発売 限定盤特典はドキュメンタリーフィルム オリコン 2022年2月10日配信, 2022年2月11日閲覧。