『恋の骨折り損』(こいのほねおりぞん、Love's Labour's Lost)は2000年のイギリス・フランス・カナダ・アメリカ合衆国の合作映画。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『恋の骨折り損』の映画化だが、舞台は第二次世界大戦直前の1939年に設定され、ブロードウェイのスタンダード・ソングをちりばめられたミュージカル仕立てになっている。
恋の骨折り損 | |
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Love's Labour's Lost | |
監督 | ケネス・ブラナー |
脚本 | ケネス・ブラナー |
原作 | ウィリアム・シェイクスピア |
製作 | ケネス・ブラナー デヴィッド・バロン |
製作総指揮 | ボブ・ワインスタイン ハーヴェイ・ワインスタイン ガイ・イースト アレクシス・ロイド ナイジェル・シンクレア |
出演者 | ケネス・ブラナー アレッサンドロ・ニヴォラ アリシア・シルヴァーストーン |
音楽 | パトリック・ドイル |
撮影 | アレックス・トムソン |
編集 | ニール・ファレル |
配給 | ミラマックス アスミック・エース |
公開 | 2000年3月31日 2000年12月16日 |
上映時間 | 93分 |
製作国 | イギリス フランス カナダ アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $13,000,000[1] |
興行収入 | $299,792[1] |
ストーリー
ナヴァール王国の王であるフェルディナンドは、勉学に励むためにこれから3年の間は、毎晩3時間しか寝ないとか、女性と会うことはしないといっと内容の誓いを立てることを思いつく。フェルディナンドはビローン、デュメイン、ロンガヴィルという3人の学友に、同じ誓いを立てるようにと勧める。ビローンは人生における愛の重要性を語って渋るが、結局は共に誓いを立てた。
そんな折、フランスの王女が交渉のためにナヴァールにやって来るという。さっき誓いを立てたばかりの王は焦り、宮殿に女性を入れてはならぬと王女たちを野外でもてなすことにするが、王女と御付の侍女たちを見たフェルディナンドと3人は、それぞれが恋に落ちてしまう。
キャスト
- ケネス・ブラナー:ビローン
- アレッサンドロ・ニヴォラ:ナヴァラ王フェルディナンド
- マシュー・リラード:ロンガヴィル
- エイドリアン・レスター:デュメイン
- アリシア・シルヴァーストーン:フランス王女
- ナターシャ・マケルホーン:ロザリン
- エミリー・モーティマー:キャサリン
- カルメン・イジョゴ:マリア
- ネイサン・レイン:コスタード
- ティモシー・スポール:ドン・アルマード
- ステファニア・ロッカ:ジャケネッタ
- リチャード・クリフォード:ボイエ
- リチャード・ブライアーズ:ナサニエル
参考文献
- ^ a b “Love's Labour's Lost (2000)”. Box Office Mojo. 2011年8月6日閲覧。