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御堂ビル

御堂ビル(みどうビル)は、大阪市中央区本町に所在するオフィスビルである。大手ゼネコン竹中工務店が本店機能を有する。

御堂ビル
情報
用途 オフィス
設計者 竹中工務店岩本博行
施工 竹中工務店
建築主 竹中工務店
管理運営 竹中工務店、アサヒファシリティズ
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート構造
延床面積 44,592 m² [1]
階数 地上9階、地下4階
高さ 31m[2]
竣工 1965年(昭和40年)3月31日[1]
所在地 541-0053
大阪市中央区本町四丁目1番13号
座標 北緯34度41分2.7秒 東経135度30分0秒 / 北緯34.684083度 東経135.50000度 / 34.684083; 135.50000 (御堂ビル)座標: 北緯34度41分2.7秒 東経135度30分0秒 / 北緯34.684083度 東経135.50000度 / 34.684083; 135.50000 (御堂ビル)
(テンプレートを表示)

建築

御堂筋本町通が交わる本町3交差点の北西角に位置する。茶褐色の有田焼タイル張りの外壁が外観上の大きな特徴で、茶色、灰色、土色の3色のタイルで構成されている。さらに焼きムラが加わることで、自然な色合いに仕上がっている。竹中工務店設計部長として本ビルの設計を指揮した岩本博行が九州勤務時代に有田焼と出会い、以降竹中工務店が手掛ける多くの建築物でタイルが用いられるようになる。御堂ビルもその一つである[3]。1階の壁面は、2階の壁面より1.2m後退させ、陰影をつけるとともにショーウィンドーとしての役割も持たせた[1]。当時の建築法令には(百尺規制)があり、高さを31mに収めるため、1階の床面は道路面より1m下げて、7・8階の吹き抜けの受付ホールを含む9層のオフィス空間を確保した[2]。1階エントランスホールには、彫刻家の流政之による「のぼり太鼓」と名付けられた壁面レリーフが飾られている。など大工道具をモチーフにした作品で、「職人こそいい建築を作るための最大要素の一つである」との思いが込められている[3]。建物外周は空き地を設け、採光に配慮するとともに[4]後年の改修工事も行いやすくした[5]。エレベーターホールなどを中央部に配置した(センターコア方式)が採られ[1]、平面形状は左右対称で設計された。工事を左右半分ずつ進めることにより型枠や図面の省力化、資材置場や作業詰所の確保を可能としている[4]。岩本が設計部長としてこの建物において行ったことは、外壁の古木色のタイル、7・8階の吹き抜けの受付ホール、そして「全部員の英知を集めて設計を完成させよう」と提案したことの3点で、多くの設計部員のアイデアが随所に採り入れられている[4]

2016年から2018年にかけて、執務階に5層にわたる吹き抜け階段を設けるなど、改装工事が行われた[6]。さらに、2040年まで改修計画が立案されている[5]。2018年に第31回日経ニューオフィス賞ニューオフィス推進賞・近畿経済産業局長賞[7]、2019年には(BELCA賞)ロングライフ部門を受賞している[5]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d 御堂ビル[竹中工務店大阪本店] (PDF) ((日本建築協会))
  2. ^ a b 御堂ビル[竹中工務店大阪本店] (PDF)大阪市役所都市整備局)
  3. ^ a b (高岡、倉方、嘉名 2015, pp. 20–21)
  4. ^ a b c (高岡、倉方、嘉名 2015, pp. 22)
  5. ^ a b c “第28回BELCA賞ロングライフ部門表彰建物”. ロングライフビル推進協会 (2019年2月22日). 2022年10月8日閲覧。
  6. ^ “御堂ビル イノベーションスペース整備計画”. 竹中工務店 (2017年). 2022年10月10日閲覧。
  7. ^ “第31回日経ニューオフィス賞 受賞作品紹介”. (ニューオフィス推進協会) (2018年). 2022年10月10日閲覧。

参考文献

  • (高岡伸一)、倉方俊輔嘉名光市『生きた建築大阪』140B、2015年、20-22頁。ISBN (978-4-903993-22-5)。 
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