庭田 重親(にわた しげちか)は、戦国時代の公卿。中山家11代当主・(中山宣親)の次男。官位は正三位・権中納言。本願寺顕如の外祖父にあたる。
経歴
文亀元年(1501年)、(庭田重経)が急死し、重経室(中山康親の娘)の叔父にあたる重親が庭田家を継いで叙爵を受ける。永正18年(1521年)正四位上・蔵人頭に任ぜられ、大永4年(1524年)に従三位・参議に任ぜられる。享禄元年(1528年)に権中納言に任ぜられ、享禄3年(1530年)に正三位に叙せられる。
系譜
参考文献
- 橋本政宣 編『公家事典』吉川弘文館、2010年 (ISBN 978-4-642-01442-7) P721
- 野島寿三郎編『公卿人名大事典』日外アソシエーツ、1994年 (ISBN 978-4-816-91244-3) P616
- 市古貞次『国書人名辞典 3』岩波書店、1996年