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平野信助

平野 信助(ひらの しんすけ、1891年5月19日 - 1965年12月12日)は、将棋棋士。贈七段。大崎熊雄門下。青森県出身。

人物

1918年に四段に昇段。なお、本項目では、後に「四段以上がプロ棋士」という制度が発生したため、四段昇段の年を特筆して書いてあるが、当時は四段は特別な段位ではなかった(五段以上が高段者という概念はあった)。昭和9年(1934年)に大阪で升田幸三が初段になった頃までは、(囲碁と同じく)「初段からが専門棋士」だった[1]。その頃、それと並行して奨励会ができた(東京は昭和3年(1928年)、大阪は昭和10年(1935年))ことをきっかけに、「(奨励会を卒業して)四段からプロ棋士」という制度が確立していった[2]

1928年に六段。戦後の1946年順位戦B級クラスに参加し、14戦全敗で同年限りで引退。1964年に棋界功労者表彰式で七段を贈られる。

弟子に丸田祐三がいる。

関連項目

脚注

  1. ^ 東公平『升田幸三物語』(日本将棋連盟)P.36
  2. ^ 加藤治郎原田泰夫田辺忠幸『証言・昭和将棋史』(毎日コミュニケーションズ)P.10、P.215-220
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