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島越駅

島越駅(しまのこしえき)は、岩手県下閉伊郡田野畑村にある三陸鉄道リアス線である。

島越駅
駅舎(2015年)
しまのこし
SHIMANOKOSHI
岩泉小本 (8.5 km)
(2.0 km) 田野畑
所在地 岩手県下閉伊郡田野畑村
北緯39度55分01.0秒 東経141度56分21.3秒 / 北緯39.916944度 東経141.939250度 / 39.916944; 141.939250座標: 北緯39度55分01.0秒 東経141度56分21.3秒 / 北緯39.916944度 東経141.939250度 / 39.916944; 141.939250
所属事業者 三陸鉄道
所属路線 リアス線(正式には北リアス線)
キロ程 33.6 km(宮古起点)
から125.6 km
電報略号 シコ
駅構造 高架駅
(ホーム) 1面1線
乗降人員
-統計年度-
30人/日
-2018年-
開業年月日 1984年昭和59年)4月1日[1]
(テンプレートを表示)
ホーム
旧駅舎(2010年5月)
東日本大震災後の島越駅
津波の直撃を受けた駅舎は消失し、高架橋は崩落した。(2011年6月29日)
再建工事中の島越駅
宮沢賢治石碑と旧駅舎階段の一部が保存されている。(2013年2月11日)
工事中の島越駅・石碑前パネル
工事中の仮柵に掲げられたパネルの一部。(2013年2月11日)

駅の愛称は「カルボナード」。宮沢賢治の童話『グスコーブドリの伝記』の舞台の一つ、カルボナード火山島に由来する。

歴史

  • 1984年昭和59年)4月1日:三陸鉄道北リアス線の駅として開業[1]。駅舎は田野畑村によって建築されたもので、開業時より(簡易委託駅)として営業。駅舎の1階には出札窓口・売店、2階には喫茶店があり、瀟洒な南欧風の八角形のドームと青い屋根の佇まいは、多くの観光客や鉄道ファンに親しまれていた。ホームは松前川橋梁に続く高架線上にある単式ホーム1面1線を有していた。
  • 2011年平成23年)3月11日東北地方太平洋沖地震による津波で被災。駅舎の土台、階段の一部等を除き駅舎、ホーム、高架線路の全てが消失[2]。田野畑村の震度は4であり、地震の揺れは比較的小さかったが、その後襲来した津波が当駅を襲った。全線が復旧するまでの間運行された岩手県北バスによる列車代替バスは、駅から徒歩1時間(約4 km)ほど離れた国道45号を走り、当駅付近は通らなかった。このため当駅を含む島越地区への公共交通機関田野畑村営バスによるわずかな便のみとなっており、公共交通機関でのアクセスが極めて困難な状況となっていた。
  • 2013年(平成25年)12月9日:流失駅舎の再建着工(旧駅舎所在地の約100 m北に建設)[3]
  • 2014年(平成26年)

駅構造

  • 単式ホーム1面1線を有する。(簡易委託駅)。
  • 再建された駅は松前川より北側の築堤に隣接するかさ上げ盛土の上に移転している。震災前は駅舎もホームも松前川の南側にあった。
  • 駅舎は八角形の塔屋や屋根に初代駅舎の面影を持つ。中央にある改札口、コンコースを挟んで北側に待合室と展示室、南側にきっぷ売場・駅務室と売店・飲食スペースがある。塔屋にはらせん階段が付けられていて、2階の展望台に行くことが出来る。なお、再建にあたってはクウェート国政府の援助を受けている。
  • この付近の路線は震災前の高架構造から津波防波堤を兼ねた築堤に変更されている。
  • 駅前広場は2016年に完成した。

利用状況

1日の平均乗降人員は以下の通りである[8]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2014年 63
2015年 61
2016年 50
2017年 39
2018年 30

駅周辺

旧駅舎の駅前広場には前述の津波にも流失しなかった宮沢賢治の詩碑(「発動機船 二」)[9]及び旧駅舎よりホームへ向かうための階段が震災遺構として保存されている。

  • 県道44号岩泉平井賀普代線
  • 島越漁港〔北山崎断崖クルーズ(旧・北山崎めぐり観光船)[10]乗船場〕 - 徒歩約8分[注 2]
  • 島越海水浴場(震災の復旧工事用地となっているため閉鎖中)
  • 島越郵便局(駅近くにあったが、震災による津波で局舎が全壊したため長く窓口業務及びATM共休止中であったが、2021年4月12日に、駅から遠く離れた高台にある集団移転地である切牛地区の黎明台団地で再開)なお、郵便局は駅名と異なり、しまこしと読む。

その他

隣の駅

三陸鉄道
リアス線
岩泉小本駅 - 島越駅 - 田野畑駅

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ この新駅舎オープン(使用開始)当日の扱いについて三鉄では、駅前広場および周辺施設の未整備を理由に「プレオープン」として式典の類を執り行わず、平成27年(2015年)に「正式オープン」予定としている[6]
  2. ^ 「断崖クルーズ」乗船場(島越港)に至る当駅からの片道所要時間に関しては、2014年7月30日現在、三鉄が「徒歩8分」と案内している[6]のに対し、「断崖クルーズ」を運航する「陸中たのはた(クルーズ観光船発着所)」は「徒歩5分」と案内している[11]

出典

  1. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、502頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。 
  2. ^ . 読売新聞. (2011年4月5日). オリジナルの2011年4月8日時点におけるアーカイブ。. 2014年7月27日閲覧。 ※現在はインターネットアーカイブに残存
  3. ^ . 岩手日報. (2013年12月10日). オリジナルの2013年12月13日時点におけるアーカイブ。. 2014年7月27日閲覧。 《》
  4. ^ . 岩手日報. (2014年1月2日). オリジナルの2014年1月3日時点におけるアーカイブ。. 2014年7月27日閲覧。 ※現在はインターネットアーカイブに残存
  5. ^ . 読売新聞. (2013年9月22日). オリジナルの2014年1月11日時点におけるアーカイブ。. 2014年7月27日閲覧。 ※現在はインターネットアーカイブに残存
  6. ^ a b (プレスリリース)三陸鉄道、2014年7月16日。 オリジナルの2014年7月30日時点におけるアーカイブ2014年7月30日閲覧 《》
  7. ^ . NHKニュース. (2014年7月27日). オリジナルの2014年7月27日時点におけるアーカイブ。. 2014年7月27日閲覧。 《》
  8. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2021年3月12日閲覧
  9. ^ . 河北新報. (2011年7月26日). オリジナルの2011年10月20日時点におけるアーカイブ。. 2014年7月27日閲覧。 ※現在はインターネットアーカイブに残存
  10. ^ “”. まちむらの宝. 全国町村会. 2014年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月30日閲覧。《》
  11. ^ “” (PDF). 2014年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月30日閲覧。《》

関連項目

外部リンク

  • 駅・周辺情報【島越駅】:三陸鉄道
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