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略歴
東京生まれ。東京外国語大学タイ語科で松山納にタイ語を学び、1960年卒業後は高校の英語教師となり、1964年始めてタイを訪れる。1970年タイのチュラロンコーン大学客員講師を1977年まで、1978年東京外国語大学非常勤講師となり1985年まで、1987年産能短期大学教授、日本ペンクラブ会員(国際委員)、日本翻訳家協会理事、1995年短大を辞任し文筆に専念し、日・タイ文学者交流センター主宰、2003年より外務省研修所タイ語非常勤講師。
タイ文学の翻訳・紹介に努め、1994年タイ文化功労章受章、2007年タイのメーホンソーン県クンユワム中高等学校の生徒を対象に、岩城雄次郎文学賞を創設。2008年タイの翻訳家らより翻訳家功労賞を授与される。
ほか詩集、小説も書く。
著書
共編著
翻訳
- クリスティン・スーンサワン『ウワーンはどこへいったの』 Duang Kamol 1976
- セーニー・サウワポン『妖魔』 井村文化事業社 1980 (タイ叢書)
- スチャート・サワッシー編『現代タイ国短編小説集』 井村文化事業社, 1982-1984 (タイ叢書)
- パニヤ・チャイヤカム『おしゃかさまものがたり タイの民話』 ほるぷ出版, 1982.11
- スワンニー・スコンター『その名はカーン』 井村文化事業社 1988 (東南アジアブックス)
- 『タイ現代詩選』 大同生命国際文化基金 1994 (アジアの現代文芸)
- 『現代タイ名詩選』 大学書林, 1997.9
- チャート・コープチッティ 『時』 大同生命国際文化基金 2003 (アジアの現代文芸 タイ)