山梨 絵美子(やまなし えみこ、1958年 - )は日本の美術史家。千葉市美術館館長[1]、日本博物館協会会長[2]。
国立文化財機構東京文化財研究所に勤務し、副所長を務めた[1]。東京都美術館運営委員会委員、千葉県文化財保護審議会委員ほか[1]。
来歴
略歴
秋田県生まれ。東京大学文学部美学美術史学科卒業。のち同大学院修了。1989年に東京国立文化財研究所の研究員となる[3]。
専門分野
日本近代美術史。高橋由一、小林清親、黒田清輝など近代日本の 洋画に詳しく、日本近代美術史を専門として研究され、多くの美術館の収集審査委員、運営委員を務めるなど、美術全般に精通。
主要著書
『高橋由一と明治前期の洋画』(至文堂「日本の美術」349) 『小林清親と明治の浮世絵』(至文堂「日本の美術」368) ほか[1]。
企画・監修の主な展覧会
「没後100 年記念東京国立博物館所蔵高野コレクション 浅井忠展』2005 年 日本橋高島屋ほか 「生誕150 年 黒田清輝展』2016 年 東京国立博物館[1]。
脚注
外部リンク
- 山梨絵美子 :: 執筆者 :: 東文研アーカイブデータベース