山家一里塚(やまがいちりづか)は、広島県三次市山家町にある一里塚である。三次から布野を抜け、赤名峠へと抜ける(雲石街道)に設置されている。
概要
三次市北西部に位置する。江戸時代、広島藩が西国街道や脇街道の整備を行った際に作られた[1]。
当時は東西に塚が作られていたが、現在は東側のみがその姿を残しており、方形の石垣や水飲み場などが残り、広島県の史跡に指定されている。
かつては一里塚の上にそびえ立っていた黒松は「蟹足の松」と呼ばれ、高さ18mもの立派ものであったが、枯死して、現在はその根と塚が残っているが、幹の太さが2.8mもあり、往時を忍ぶことができる。
周辺
- ビハーラ花の里病院
交通アクセス
公共交通機関
車
脚注
- ^ 観光と旅編集『郷土資料事典34 広島県』(人文社)P116、1998年
関連項目
外部リンク
- 旧出雲街道「山家一里塚」を訪ねて