富根駅（とみねえき）は、秋田県能代市二ツ井町飛根（とぶね）字町頭（まちがしら）にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）奥羽本線の駅である[1]。
歴史
旧駅舎（2004年8月）
- 1907年（明治40年）1月25日：国鉄の駅として山本郡富根村に開業する[1][2]。
- 1971年（昭和46年）10月1日：荷物扱い廃止[3]。無人化[4][5][6]。ただし、翌年2月いっぱいまでは（日曜・祝日を除く）6時から15時半まで旅客扱い要員を1名配置する[7]。
- 1972年（昭和47年）3月1日：駅舎内に「富根農協スーパーストア」が開店し、同店に簡易委託[4][8]。
- 1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[2]。
- 2006年（平成18年）3月1日：「JA富根ストア」閉店に伴い簡易委託を解除、無人化。
- 2008年（平成20年）：駅舎改築[1]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。元々は2面3線だったが、中線の線路は撤去されている。互いのホームは跨線橋で連絡している。
のりば
（出典：JR東日本:駅構内図）
利用状況
JR東日本によると、2005年度（平成17年度）までの1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
駅周辺
- 秋田県道206号山谷富根停車場線
- 秋田県道205号富根能代線
- あきた白神農業協同組合二ツ井支店富根出張所
- 能代市役所富根出張所
- 富根郵便局
- アキタエース
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、19頁。
- ^ a b c 石野哲（編）『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』（初版）JTB、1998年10月1日、537頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 「日本国有鉄道公示第401号」『官報』、1971年10月1日。
- ^ a b “無人駅 奥羽本線・富根駅”. 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p.3 (1975年12月17日 夕刊)
- ^ “陳情攻勢で“無人化”が後退 秋鉄局 日中だけ駅員配置 ただし本年度いっぱい” 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p12. (1971年9月29日 朝刊)
- ^ 「通報 ●鯉川駅ほか29駅の駅員無配置について（旅客局）」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年10月1日、11面。
- ^ 「営業体制近代化」『交通新聞』交通協力会、1971年10月5日、1面。
- ^ 「北金岡も“農協駅に”」 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p11. (1972年5月3日 朝刊)
- ^ “各駅の乗車人員（2000年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2001年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2002年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2003年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2004年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2005年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報（富根駅）：JR東日本