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宮城県スポーツセンター(みやぎけんスポーツセンター)は、かつて仙台市都心部西側の広瀬川右岸に存在した体育館・弓道場・トレーニングルーム等の複合スポーツ施設。
概要
1964年(昭和39年)8月18日に落成式典を開催。観客席4,918席の体育館として使用開始され、1967年(昭和42年)3月に弓道場が併設された。1991年(平成3年)に南側隣接地に仙台国際センターが開館した。
1984年(昭和59年)に仙台市の施設として仙台市体育館(固定・可動合計5,705席)が開設され、1997年(平成9年)に宮城県の施設として仙塩地区に宮城県総合運動公園総合体育館(現・セキスイハイムスーパーアリーナ。固定・可動合計7,063席)が開設されたため、老朽化した同センターは2006年(平成18年)3月をもって閉館。その後取り壊された。
跡地の北側隣接地に仙台市地下鉄東西線・国際センター駅が2015年(平成27年)12月6日開業となり、新駅と仙台国際センターとの間に挟まれた当跡地には2014年(平成26年)12月26日に同センターの展示棟が竣工[1]、2015年(平成27年)3月14日〜18日の第3回国連防災世界会議の会場となった[2]。
なお、同時期に存在した、仙台市にある県営の「宮城県スポーツセンター」(体育館・弓道場)と、名取市にある民営の「(仙台スポーツセンター)」(夏:プール、冬:スケートリンク)とは、名称の類似性から混同される例が見られるため注意が必要。
施設
体育館
体育館は、バレーボール・バスケットボール・ハンドボール等の団体球技やテニス・バドミントン・卓球・剣道・柔道などの会場として利用された。その他、プロボクシング・プロレス興行、各種催し物の会場としても利用された。
定期的な興行としては、大相撲仙台準場所が1967年(昭和42年)から1988年(昭和63年)まで当センターで開催された(平成に入ってからは仙台市体育館で開催)。また、宮城県出身の東孝が創設した空手団体の大道塾が、1983年(昭和58年)から2005年(平成17年)まで「北斗旗全日本体力別選手権大会」の会場として使用した。
- 施設概要
鉄筋コンクリート造り3階建てで、建築面積は4,243m2、延床面積は7,464m2、アリーナ面積は1,520m2(42.4m×35.7m)で、ハンドボールなら1面、バレーボール、バスケットボール、テニスなら2面、バドミントンなら8面、卓球なら12面のそれぞれの競技場敷設が可能。観客席の座席数は4918席。
- トレーニングルーム
男女各1室のトレーニングルームが設置され、各室面積は58.3m2(10.6m×5.5m)、総面積は116.6m2。
弓道場
木造平屋建てで、総面積は724m2。射場は10人立で、建築面積197m2。的場・芝地の面積は、それぞれ35m2、491m2。
周辺施設
脚注
関連項目
外部リンク
- - ウェイバックマシン(2012年12月15日アーカイブ分)