概説
所属部署であるTBSテレビ 総合編成本部 アナウンスセンター[1]からの公認の下で、宇内梨沙によって開設された。
自身が2020年から、TBSテレビライブエンタテイメント局内の新設部署「eスポーツ研究所」所員を兼務するかたわら、その事業の一環として開設し、ゲーム実況を行う事となった[2]。
その後、著名人や所属の同僚であるTBSアナウンサー達がゲストとして一部動画に出演するようになった(詳細後述)。
チャンネル内では原則として月3回程度、水曜日19:00から約2時間の生配信を実施。主にフロム・ソフトウェアが制作しているゲームを同社からの許諾を得て生配信でプレイしている(生配信を行わず収録でプレイした様子を動画として投稿したことも過去にあった)。
なお、チャンネル名について、開設当初は『ゲーム実況はじめました。〜女子アナゲーマー宇内e〜』となっていた。しかし、チャンネル名が長すぎるという理由で、2022年1月に現在のチャンネル名に変更された[3]。
ライブ配信動画の著作権主張によるトラブル
2023年5月23日、宇内がYouTubeにおいてライブ配信を行っている『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の第13回(同月17日ライブ配信実施)の動画に関し、SNS上で同タイトルのゲーム実況動画配信者から、「TBS側が著作権を主張している」と報告される事態になり、該当するライブ配信のアーカイブの視聴ができない状況が発生している。
この件について、宇内は同日23時55分、自身のTwitterで「この度は、メーカーのフロムソフトウェア(の皆様)はじめ、動画投稿者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ありません」と謝罪[4]。ライブ配信の動画については、ライブ配信実施後概ね数日〜1週間以内に動画サムネイルやタイトルを変更して公開を継続する形をとっている。しかし、同日18時頃、制作スタッフが同配信のアーカイブとしての設定変更の際に「誤操作により、Content ID(動画・音声に著作権を有する設定)を『有効』にしていた」ことが原因で、同月17日のライブ配信で使用していた映像と一致するシーンをアップロードしていた動画配信者に著作権の申し立てを適用してしまったと、制作スタッフがYouTubeの当チャンネルのコミュニティ機能内で説明した[5]。TBSテレビ側も翌24日に公式HPに謝罪文を掲載(当チャンネルのコミュニティ機能でも同時に公開)し、「このContent IDの設定は同日24時までに参照を停止し、申し立てについては取り下げております」と説明。そして「この度は、フロム・ソフトウェア様、同タイトルのゲーム実況動画を配信されている動画配信者の皆様に多大なるご迷惑をおかけした事を深くお詫び致します」と謝罪した[6]。
翌25日には、宇内が木曜パートナーとしてレギュラー出演している『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)のオープニングで、事態の把握に遅れが生じたことも含め謝罪を行った。その際、宇内個人の立場として、『アトロク』(『アフター6ジャンクション』の愛称)リスナーや、当チャンネルの視聴者から、「なぜ宇内さんが矢面に立って謝罪したりしているんだ?」「どうしてそうなってしまっているんだ?」という声が多数寄せられ、そこには宇内自身の思いもあると語り、宇内個人のTwitterで謝罪に至った理由を明らかにした。また、「スタッフのミスではあるが『私がやったことじゃない』と静観できず、チームとして迷惑をかけた方に謝りたい気持ちがすごく強い」と自身の気持ちを述べた。その上で「こういったミスが二度と起きないように、運用に関してはこれから、より一層引き締めて行っていきたいと思います」と今後への決意を示した[7][8]。
出演者
※備考、愛称を除き、自身のプロフィールをもとに記述[9]。
ゲスト
一部動画で登場。※50音順。 ※職業・肩書きは出演当時のもの[10]。
著名人
- 宇多丸(RHYMESTER)
- 柏木べるくら(ゲーム実況者)
- 狩野英孝(芸人)
- 木下彩音((女優))
- 貴島明日香(タレント)
- キャプテン★ザコ(キャベツ確認中)- 人狼ゲームのナレーターで出演。
- 倉持由香(グラビアアイドル)
- CLAY(ゲーム実況者)
- 佐藤盛正(株式会社カプコンのディレクター)- 『バイオハザード ヴィレッジ』開発者インタビューで出演。
- SHAKA(ストリーマー)
- 十文字幻斎(催眠術師)
- 並木万里菜(テレビ朝日アナウンサー)- 他局アナウンサーからの初の出演者(2022年9月)。
- 西村歩乃果(タレント)
- のばまん(ゲーム実況者)
- Masuo(ゲーム実況者)
- 山本さほ(漫画家)
- ラランド(サーヤ・ニシダ)
TBSアナウンサー
動画内でプレイしたゲーム
フロム・ソフトウェア制作
単発でのライブ配信は除く。( )内は初投稿(もしくは初の生配信)から最終回ライブ配信までの期間を示す。
- Demon's Souls(2020年11月13日 - 2021年3月31日)
- Bloodborne(2021年4月2日 - 11月3日)
- ELDEN RING(2022年3月6日 - 12月21日)
- SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(2023年1月18日 - )
2022年以降長期にわたり投稿した(または投稿予定の)作品
( )内は初投稿から最終回投稿までの期間を示す。
- JUDGE EYES:死神の遺言(2022年1月28日 - 9月10日)
- The Last Of Us Part Ⅰ(2022年9月14日 - 2023年1月7日)
- 龍が如く7 光と闇の行方(2023年1月20日 - )[11]
その他
ライブ配信を含め投稿が不定期に行われている(または過去に行われていた)もの、動画再生回数が10万回を超えたことがあるものを以下に五十音順で示す。
- Among Us
- Apex Legends
- グランツーリスモシリーズ
- スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド
- スーパーボンバーマン R
- 世界のアソビ大全51
- Dead by Daylight
- 電車でGO!! はしろう山手線
- 東京2020オリンピック The Official Video Game™️
- バイオハザードシリーズ
- Fall Guys
- ぷよぷよテトリス2
- マリオカート8 デラックス
- 桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜
- ワードウルフ
脚注
- ^ “TBSテレビ 企業情報 組織図”. TBS (TBSテレビ). (2021年11月1日)2022年5月29日閲覧。
- ^ "TBS宇内アナ、ユーチューブチャンネル『女子アナゲーマー宇内e』開設". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 10 November 2020. 2020年11月10日閲覧。
- ^ risaunai_tbsのツイート(1486231674983632897) 2022年11月3日閲覧
- ^ risaunai_tbsのツイート(1661023097796038659) 2023年5月24日閲覧
- ^ TBS宇内梨沙アナ、『SEKIRO』動画の著作権主張を謝罪「誤って変更してしまったということでした」 - ORICON NEWS、2023年5月24日。同日閲覧
- ^ YouTubeチャンネル「宇内梨沙/うなポンGAMES」での配信誤設定に関するお詫び - TBSテレビ、2023年5月24日。同日閲覧
- ^ TBS宇内梨沙アナ、ゲーム動画配信めぐりラジオで生謝罪 自らの言葉で真意を伝える - ORICON NEWS、2023年5月25日。同日閲覧
- ^ 宇内梨沙『SEKIRO』実況動画への著作権申し立て問題を謝罪する - miyearn ZZ Labo、2023年5月25日。同日閲覧
- ^ “宇内 梨沙”. 2022年7月15日閲覧。
- ^ 2022年11月2日までのゲスト出演は『CONTINUE Vol.80』(太田出版、2022年11月29日発売)p.81をもとに記載。
- ^ 宇内が次作の『龍が如く8』(2024年発売予定)に宇多丸と共に出演することが2022年11月10日(木曜日)の『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)内で発表されたことに伴い、「当チャンネルで今作をプレイして自身が出演する次作の発売を待つ」という宇内本人の意向でプレイしている。
関連項目
- TBSテレビのアナウンサー一覧
- アナウンサーのゆるちゃん/たりかしCh. - TBSアナウンサーの山本匠晃・山本里菜・近藤・齋藤により2021年12月に開設されたYouTubeチャンネル。4人とも当チャンネルへのゲスト出演経験があり、宇内も『ゆるちゃん』に不定期でゲスト出演している。
外部サイト
- 宇内梨沙/うなポンGAMES - YouTubeチャンネル