孫徳

孫 徳（そん とく、生没年不詳）は、中国三国時代の呉の皇族。父は孫和。兄は孫晧。弟は孫謙・孫俊。

生涯

孫和の次男として生まれた。幼いときに両親に先立たれ、兄たちと一緒に父の側室であった何姫に育てられた。永安元年（258年）10月、孫休が即位すると、孫徳は銭唐侯に封ぜられた^[1]。

史書にはこれ以後の孫徳の記述が無く、宝鼎元年（266年）に弟の孫謙と孫俊は孫晧に殺されたが、孫徳の死亡時期は不明である。

参考文献

• 陳寿、裴松之注『正史 三国志』、井波律子・今鷹真・小南一郎 訳・解説（ちくま学芸文庫全8巻、1992 - 93年）、※呉書は6・7・8巻、小南一郎訳。

脚注

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1. ^ 『三国志』呉志 孫休伝・孫和伝