威化島(ウィファド)は、中朝国境を流れる鴨緑江下流に位置する中州。朝鮮民主主義人民共和国新義州市に属し、対岸は中華人民共和国丹東市である。面積は12.27km2。
1388年、高麗の遼東攻伐軍を率いていた李成桂が、遠征途中にこの島から軍を引き返したことで知られる(威化島回軍)。
日本統治下では威化面が置かれ、島は「中之島」と呼ばれていた。現在は、新義州特別行政区に含まれ、上端里・下端里などが位置する。
中国との間に国境貿易のための市場の設定も計画されていた[1]。2011年6月に最高人民会議常任委員会の政令で黄金坪と威化島は「経済地帯」に指定された[2]。中国と共同で、工業団地の開発を行う[2] [3]。
災害
脚注
関連項目
(地図を見る)
- 黄金坪(ファングムピョン)
- 威化島回軍
- 朝鮮民主主義人民共和国の島の一覧