歴史
当地には、760年(天平宝字4年)に創建された「妙見宮」があった。そして1112年(天永3年)、妙見宮の別当寺として創建されたのが、当寺の起源である[1]。
当寺の本尊は阿弥陀如来で、奥ノ院(妙見宮)の本尊は北辰妙見尊である。このように神仏習合の影響が色濃い寺院となっている[1]。
現在も、妙見尊に関わる行事が行われている。特に1662年(寛文2年)から始まる「蛇より行事」は、東京都の無形文化財に指定されている[2]。
文化財
- 稲城市百村の蛇より行事 附・北辰妙見尊略縁記ほか2点(東京都指定無形民俗文化財 平成4年3月30日指定)[3]
交通アクセス
- 稲城駅より徒歩4分。
脚注
参考文献
- 東京都歴史教育研究会 編『東京都の歴史散歩 下(歴史散歩13) 多摩・島嶼』山川出版社、2005年
外部リンク
- 妙見寺