女性家族部(じょせいかぞくぶ、英語:Ministry of Gender Equality and Family)は、大韓民国の国家行政機関。女性家族部の長を女性家族長官と称し、国務委員が任命される。
歴史
業務・不正
「女性政策の企画・総括、女性の権益増進などの地位向上、家族と多文化家族政策の樹立・調整・支援、健康家庭事業のための児童業務及び青少年の育成・福祉・保護に関する事務を遂行する」としている[2]。元フェミニストの(オ・セラビ)によると韓国国内では最も不要で解体すべき部として批判を受けている。オは、慰安婦活動が巨大な産業になっており、正義連やその出身者と共生関係にある家族部は解決を望んでいないと指摘している。共に民主党の系譜であるヨルリンウリ党女性委員会で活動し、韓国女性団体連合と一緒に仕事をしていた時に韓国の女性運動が民族統一運動に偏りすぎていると気づいたと述べている。国際通貨基金危機終わりかけに、経済的に大変な女性弱者のために仕事をしようとしたが、韓国女性団体に「それは国がすべきことであって女性団体がすべきことではない」という偽善的な意見が占めていることで利益追求ばかりの韓国のフェミニズムから去ったと述べている。挺対協を中心とした慰安婦関連団体が組織を牛耳るなど不正が行われてきた。受給者が支給審査を行うなどありえないことか行われてきた。政府から多額の予算を与えてられてながら、どのように使われたのかに対しては全く監視していない、中央日報は「女性家族部はここの公金を持っていって使いなさい部」「正義連をして、女性家族部長官をして、国会議員をする彼らだけの世の中」などのような世間の皮肉を聞くことになるのだと数々の不正を告発してきた余明淑は「女性家族部の存在理由はそれこそ人権蹂躙と血税の無駄使いのために存在するのではないかと思います。」と指摘している[3][4][5][6][7][8]。
組織
幹部
- 長官
- 代弁人
- 広報担当官
- 長官政策補佐官(2名)
- 代弁人
- 次官
- 企画調整室長
- 政策企画官
- 企画財政担当官
- 創造行政担当官
- 法務監査担当官
- 国際協力担当官
- 情報統計担当官
- 企画調整室長
下部組織
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歴代長官
代 | 氏名 | 在任期間 | 出身団体・備考 | 政権 | ||
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漢字表記 | ハングル表記 | 着任 | 退任 | |||
女性特別委員会委員長 | ||||||
初 | (尹厚浄) | 윤후정 | 1998年3月8日 | 1999年3月9日 | 梨花女子大学校 | 金大中政権 |
2 | 姜基遠 | 강기원 | 1999年3月19日 | 2000年5月7日 | ||
3 | 白京男 | 백경남 | 2000年5月8日 | 2001年1月28日 | ||
女性部長官 | ||||||
初 | 韓明淑 | 한명숙 | 2001年1月29日 | 2003年2月26日 | 梨花女子大学校,参与連帯共同代表 | 金大中政権 |
2 | 池銀姫 | 지은희 | 2003年2月27日 | 2005年1月4日 | 梨花女子大学校,挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)共同代表 | 盧武鉉政権 |
3 | (張夏真) | 장하진 | 2005年1月5日 | 2005年6月22日 | 梨花女子大学校,女性政治勢力市民連帯代表 | |
女性家庭部長官 | ||||||
初 | 張夏真 | 장하진 | 2005年6月23日 | 2008年2月29日 | 同上 | 盧武鉉政権 |
女性部長官 | ||||||
初 | (辺道潤) | 변도윤 | 2008年3月13日 | 2009年9月29日 | 韓国キリスト教女子青年会(YWCA)理事 | 李明博政権 |
2 | (白喜英) | 백희영 | 2009年9月30日 | 2010年3月18日 | 韓国女性科学技術団体総連合会 | |
女性家族部長官 | ||||||
初 | 白喜英 | 백희영 | 2010年3月19日 | 2011年9月15日 | 同上 | 李明博政権 |
2 | (金錦来) | 김금래 | 2011年9月16日 | 2013年3月11日 | 梨花女子大学校,韓国女性団体協議会事務総長 | |
3 | 趙允旋 | 조윤선 | 2013年3月11日 | 2014年6月13日 | ソウル大学校 | 朴槿恵政権 |
職務代行 | (李馥実) | 이복실 | 2014年6月14日 | 2014年7月15日 | 公務員・文教部事務官 | |
4 | 金姫廷 | 김희정 | 2014年7月16日 | 2016年1月12日 | 延世大学校,親李系(李明博氏系)[10] | |
5 | (姜恩姫) | 강은희 | 2016年1月13日 | 2017年7月6日 | 第5代韓国IT女性企業人協会会長 | |
6 | (鄭鉉栢) | 정현백 | 2017年7月7日 | 2018年9月21日 | 参与連帯共同代表 | 文在寅政権 |
7 | 陳善美 | 진선미 | 2018年9月21日 | 2019年9月9日 | 成均館大学校,民主社会のための弁護士会 | |
8 | (李貞玉) | 이정옥 | 2019年9月9日 | 2020年12月28日 | 挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)[11] | |
9 | (鄭英愛) | 정영애 | 2020年12月29日 | 2022年5月17日 | 韓国女性財団 | |
10 | (金賢淑) | 김현숙 | 2022年5月17日 | (現職) | ソウル大学校,韓国租税研究院研究委員,崇実大学経済学科教授 | 尹錫悦政権 |
脚注
- ^ 女性部が業務拡大し「女性家族部」に、きょう発足-聯合ニュース2010年3月19日付
- ^ 「女性家族部職制」第2条
- ^ “【コラム】尹美香・李貞玉の「内部者たち」=韓国(1)”. 中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします. 2021年4月6日閲覧。
- ^ “慰安婦支援団体のカネの流れの怪しさ、行政の超事なかれを告発する爆弾女史”. デイリー新潮. 2021年4月6日閲覧。
- ^ “【コラム】尹美香・李貞玉の「内部者たち」=韓国(2)”. 中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします. 2021年4月6日閲覧。
- ^ “文在寅が「言行不一致」で、ついに韓国メディアが「政権批判」を始めた!(武藤 正敏) @moneygendai”. マネー現代. 2021年4月6日閲覧。
- ^ “「慰安婦活動がまるで巨大な産業…正義連は解決を望んでいない」(1)”. 中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします. 2021年4月6日閲覧。
- ^ “「慰安婦活動がまるで巨大な産業…正義連は解決を望んでいない」(2)”. 中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします. 2021年4月6日閲覧。
- ^ “「慰安婦活動がまるで巨大な産業…正義連は解決を望んでいない」(2)”. 中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします. 2022年6月12日閲覧。
- ^ “李明博政権の報道官が朴政権の最年少長官に、女性部長官内定の金姫廷氏”. www.donga.com (2014年6月14日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ “【コラム】尹美香・李貞玉の「内部者たち」=韓国(1)”. 中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします. 2022年6月12日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 女性家族部公式サイト(朝鮮語)(英語)