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奥羽本戦

奥羽本戦(おううほんせん)とは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するブラウブリッツ秋田モンテディオ山形が対戦する試合ダービーマッチ)の呼称である。東北日本海側の最強を決める戦いとなる。

奥羽本戦
出羽ダービー
羽州ダービー
鳥海山ダービー
日本海ダービー[1]
両チームのマスコットの ディーオブラウゴン
都市、地域 秋田県
山形県
初開催 山形日本電気 0–0 TDKサッカー部
(1990年)
チーム ブラウブリッツ秋田
モンテディオ山形
総試合数 15
最多勝利 モンテディオ山形 (12回)
直近の試合 山形 2-1 秋田
J2リーグ
(2023年05月21日)
全試合勝敗数 山形: 12
引分: 3
秋田: 0
最大得点差勝利 山形 9–1 秋田
1991年 東北サッカーリーグ
使用キット
原語表記 -
ホームスタジアム 2023年は山形がホームアウェイともに1stユニ着用
秋田カラー
山形カラー
()テンプレート(()ノート)サッカークラブPJ

概要

1980年代は、JSLリーグ二部東北から唯一参加するなど、TDKサッカー部奥羽地方の覇権を握っていた。しかしながら1990年代に入ると、NEC山形サッカー部が国体強化を機にメキメキと力をつけ、秋田由利郡は太刀打ちできなくなった。以後カテゴリー違いが長かったが、ブラウブリッツ秋田2021年にセカンド・ティア(2部リーグ相当[2]のカテゴリ)に復帰すると[3]、28年振りに公式レギュラーシーズンで対戦することとなった。この旧出羽国内対決は、両チームのホームタウンを結ぶJR奥羽本線に掛けて新たに奥羽本戦と山形社長相田健太郎に命名され[4][5]、復活初戦からつかみ合いになるなど白熱したものとなった[6]

ホームユニフォーム着用権をかけた戦い

日本初、2021年の取り決めとして、ホームアウェイ2試合の直接対決で勝ち点を多く得たチームが奥羽本戦王者となり、2022シーズンの直接対戦時、ホームアウェイともに1stユニフォームを着用する権利を得る[7]。この企画は毎年継続されている。

また、翌2022年は東北地方から4クラブが参戦するJ2リーグにおいての東北ダービーの対抗企画である「奥州合戦」の構成カードの一つとして行われたが[8]、岩手が降格したため、同企画は1年で終了した。

東日本旅客鉄道秋田支社がイベントに参加

22年ソユスタ広場において、JR東日本秋田支社が遊戯用電車「ミニこまち」を運行した[9]。同電車は、秋田支社が製作した実際の車両の1/5サイズのミニ車両で、無料で供用された。ダービー名が本家奥羽本線に承認された証でもある。

 
似たタイプの遊戯用車両

奥羽対談

2023年1月31日の秋田魁新報紙上広告において、(相田健太郎)、岩瀬浩介両社長による、スタジアム建設の実現性についての対談が行われた[10]サッカー専用スタジアムではなく、多目的複合施設を目指したいことで両羽の見解が一致した。Akita Field(仮称)なる完成予想図も提示された。しかしながら、秋田側の計画には無理がありすぎ、市長の独走的推進が目立っている[11][12]

ホームスタジアム

チーム名 スタジアム 収容人数 画像
ブラウブリッツ秋田 ソユースタジアム 20,125
 
TDK秋田総合スポーツセンター  
水林陸上競技場[13] 10,000[14]
 
モンテディオ山形 NDソフトスタジアム山形 20,315
 
小真木原陸上競技場 7,000
 

戦績

2022年7月17日現在

大会 秋田勝利 引分 山形勝利 ゴール差
東北リーグ 0 2 6 3 - 31
Jリーグ 0 1 4 3 - 11
天皇杯 0 0 2 0 - 5
合計 0 3 12 6 - 47

東北リーグ

月日 時期 開催地 ホーム スコア アウェイ 観客数
1990 - 東北 - 山形県 山形日本電気 0 - 0 TDK -[15]
- - 秋田県 TDK 1 - 1 山形日本電気 -
1991 - - 山形県 山形日本電気 9 - 1 TDK -[16]
- - 秋田県 TDK 1 - 3 山形日本電気 -
1992 - - 山形県 NEC山形 2 - 0 TDK -[17]
- - 秋田県 TDK 0 - 4 NEC山形 -
1993 - - 山形県 NEC山形 7 - 0 TDK -[18]
- - 秋田県 TDK 0 - 5 NEC山形 -

天皇杯

月日 時期 会場 ホーム スコア アウェイ 観客数
2010 9月5日 天皇杯 - NDソフトスタジアム山形[19] モンテディオ山形 3 - 0 ブラウブリッツ秋田 3,085[20]
2011 10月8日 - NDソフトスタジアム山形 モンテディオ山形 2 - 0 ブラウブリッツ秋田 2,425[21]

Jリーグ

月日 時期 会場 ホーム スコア アウェイ 観客数
2015年は山形がJ1、秋田がJ3所属のため開催なし。
2016年 - 2020年は山形がJ2、秋田がJ3所属のため開催なし。
2021 4月17日 J2 8 ソユースタジアム ブラウブリッツ秋田 0 - 0 モンテディオ山形 1,777
10月10日 33 NDソフトスタジアム山形 モンテディオ山形 2 - 1 ブラウブリッツ秋田 6,779
2022 4月10日 9 モンテディオ山形 5 - 1 ブラウブリッツ秋田 5,722
7月17日 27 ソユースタジアム ブラウブリッツ秋田 0 - 2 モンテディオ山形 5,206
2023 5月21日 17 NDソフトスタジアム山形 モンテディオ山形 2-1 ブラウブリッツ秋田 8,476
9月23日 36 ソユースタジアム ブラウブリッツ秋田 モンテディオ山形 -

練習試合

両チームでプレーした選手一覧

エピソード・特別企画等

  • 2022年7月17日のソユスタの試合では、ビジター側のトイレがスマートフォンの落下で詰まる事案が発生した[22][23]
  • 秋田山形両チームを応援する者は、「出羽サポ」と称されている[24]
  • 2023年5月21日開催の本戦で、ゴール近くのピッチレベルで観戦が出来る「奥羽本戦エキサイティングゴールシート」が用意され[25]、地上波YTSで生中継となった[26][27]。また特別企画盛りだくさんで、Dance Stadiumと題してavex ROYALBRATSダンスチームがパフォーマンスを披露するほか[28]、「利き米チャレンジ」と称して、両羽の米銘柄つや姫雪若丸、(サキホコレ)を食べ当てるブースも出現した[29]。さらに、グリーンモール天童商店街では、秋田サポーター限定20名に「おもてなし駒」が贈呈された[30]


脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “新・なつきのモンテ観戦日記ブログ: NHK山形は「鳥海山ダービー」とか言ってるが、勝手なネーミングが許されるのか?” (2021年4月15日). 2021年9月11日閲覧。
  2. ^ 1992年度のJリーグ発足後はジャパンフットボールリーグ1部<旧J1→旧JFL>、1999年以後は日本プロサッカーリーグによるJ2リーグ
  3. ^ “”. web.archive.org (2021年3月27日). 2023年5月6日閲覧。
  4. ^ “初の「奥羽本戦」、ユニホーム着用権懸け17日対決”. 河北新報 (2021年4月14日). 2022年3月17日閲覧。
  5. ^ “”. 福島民友新聞社. 2023年2月4日閲覧。
  6. ^ “「奥羽本戦」J初対決はドロー 来季ホームユニ着用かけ決着は第2戦へ”. 日刊スポーツ (2021年4月18日). 2022年3月17日閲覧。
  7. ^ “東北日本海側の最強を決める戦い「奥羽本戦」”. モンテディオ山形 オフィシャルサイト. 2021年9月11日閲覧。
  8. ^ J2、東北の3チームが「奥州合戦」 初代王者はどこに 2022年3月15日 16:30(河北新報)、東北最強を決めよう~天下分け目の「奥州合戦」~(モンテディオ山形)
  9. ^ “ミニこまち、出発進行🚅 どなたさまでも無料で乗車可能です! #奥羽本戦 記念に、ぜひご体験ください😊”. Twitter. 2023年2月1日閲覧。
  10. ^ “本日の #秋田魁新報(@sakigake )に、#ブラウブリッツ秋田 × #モンテディオ山形 「奥羽対談」と題して、両クラブの社長による対談が掲載されています。 新スタジアムのイメージも…👀✨ ぜひ、紙面にてご確認ください📰”. Twitter. 2023年2月1日閲覧。
  11. ^ “深層リポート 秋田発 前提崩れる秋田市の郊外開発 方針転換での強行に市長の意向”. MSN. 2023年2月25日閲覧。
  12. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年2月25日). “【深層リポート】秋田発 前提崩れる秋田市の郊外開発 方針転換での強行に市長の意向”. 産経ニュース. 2023年2月25日閲覧。
  13. ^ “旧JSL戦ったTDKのOB、J2・ブラウブリッツに期待|秋田魁新報電子版”. 秋田魁新報電子版. 2021年9月11日閲覧。
  14. ^ “由利本荘市スポーツヘルスコミッション -大会・合宿は秋田県由利本荘市で!-”. www.city.yurihonjo.lg.jp. 2021年9月11日閲覧。
  15. ^ “” (2014年3月27日). 2014年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月11日閲覧。
  16. ^ “” (2012年5月25日). 2012年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月11日閲覧。
  17. ^ “” (2012年5月26日). 2012年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月11日閲覧。
  18. ^ “”. web.archive.org (2012年5月26日). 2023年5月1日閲覧。
  19. ^ “2010天皇杯2回戦 モンテディオ山形-ブラウブリッツ秋田”. 2021年9月11日閲覧。
  20. ^ “第90回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦【43】”. 2021年9月11日閲覧。
  21. ^ “Match No.35 |第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会|大会・試合|日本サッカー協会”. www.jfa.or.jp. 2021年9月11日閲覧。
  22. ^ “ビジターゴール裏のトイレ”. Twitter. 2023年2月1日閲覧。
  23. ^ “【注意事項など】10.23 2022明治安田生命J2リーグ 第42節 vs ベガルタ仙台 にご来場の皆さまへ | ブラウブリッツ秋田”. ブラウブリッツ秋田 公式ホームページ. 2023年1月18日閲覧。
  24. ^ “「出羽サポ」を名乗ってみませんか?”. Twitter. 2023年3月20日閲覧。
  25. ^ “奥羽本戦エキサイティングゴールシート 発売のお知らせ”. モンテディオ山形 オフィシャルサイト. 2023年4月24日閲覧。
  26. ^ “⚽️ ━━━━━━━━━━━  🗣️生中継!J2 第17節 モンテディオ山形 vs ブラウブリッツ秋田 ━━━━━━━━━━━ ⚽️ 🗓5/21(日)午後2:00〜放送 【解説】#越智隼人 【実況】#望月雅人 再度告知させて頂きます🙇‍♀️ 秋田との注目の一戦を生中継🔥 お見逃しなく👏🏻”. Twitter. 2023年5月19日閲覧。
  27. ^ “次の試合、秋田戦 #奥羽本戦 YTSで生中継👍📺🎥”. Twitter. 2023年5月18日閲覧。
  28. ^ “モンテディオ山形 オフィシャルサイト|2023.5.21(sun)vsブラウブリッツ秋田戦”. モンテディオ山形 オフィシャルサイト. 2023年5月14日閲覧。
  29. ^ “【U-23マーケティング部 Presents】5.21秋田戦 『奥羽本戦』特別企画!「利き米チャレンジ」を開催!~このお米の銘柄はなに?~”. モンテディオ山形 オフィシャルサイト. 2023年5月16日閲覧。
  30. ^ “ブラウブリッツ秋田サポーターさんにおもてなし駒プレゼント!”. Twitter. 2023年5月18日閲覧。

関連項目

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