奇美実業(中国語: 奇美實業股份有限公司、英文社名:CHIMEI Corporation)は、台湾の化学工業を中心とする企業グループ及びその中心企業。分野は合成樹脂・繊維・バイオテクノロジー・石油化学・電子部品・食品と多岐に渡る。本社は台南市仁徳区にある。日本語では「チーメイ」と表記されることもある。
沿革
奇美実業は1960年に許文龍によって「奇美實業廠」として設立された。ポリスチレン樹脂の需要拡大に伴い、三菱油化と提携し生産を開始。アクリル樹脂の生産で台湾最大となり、1992年に奇美実業と改名、グループ企業として多角化・発展した。1997年には子会社として奇美電子を設立、世界有数の液晶パネル製造会社となった(2010年に群創光電と合併、奇美グループから実質離脱[1])。2001年には日本IBMとの合弁でインターナショナルディスプレイテクノロジー株式会社を設立。
関連企業
- 石油化学
- 奇美実業
- 鎮江奇美化工
- エレクトロニクス
- 新視代科技
- 奇景光電
- 奇晶光電
- 奇力光電科技
- 啓耀光電
- 奇美材料科技
- 奇美精密科技
- 奇美能源
- 奇菱科技
- 貿易・物流
- 聯奇開発
- 佳美貿易
- 奇美物流
- 奇美油倉
- 鎮江奇美油倉
- エンジニアリング
- 保仁工程
- 富臨科技
- 東捷科技
- 食品
- 奇美食品
- 奇美咖啡
- 富食団膳
- 文化・公益事業
- 奇美文化基金会
- 奇美博物館
- (奇美医学センター)
- 奇美文化発展事業
脚注
外部リンク
- 奇美実業公式ウェブサイト(中国語・英語)