大羽綾子

大羽綾子（おおば あやこ、1912年6月8日 - ?）は、日本の官僚・評論家・翻訳家。

略歴

東京生まれ。東京女子大学英文科卒。労働省に入り、婦人労働課長。婦人雇用研究室長。国際婦人連絡会代表委員などを務め、女性の地位向上に尽くした^[1]。

著書

• 『変わりゆく婦人労働』東洋経済新報社 1965
• 『男女雇用機会均等法前史 戦後婦人労働史ノート』未来社 1988
• 『働く女性 平等と平和を求めて』婦人労働研究会編 ドメス出版 2002

共編著

• 『婦人・青少年の労務管理』(二宮安蔵)共著 現代労務管理全書 日本生産性本部 1966
• 『家庭の人間関係』 (心理学入門講座・新版) 島田一男, (日上泰輔)共著, 兼子宙編. 大日本図書 1968
• 『婦人労働』(氏原正次郎)共編　現代婦人問題講座 亜紀書房 1969
• 『女性が働くとき 保護と平等と』(井上繁子)共編 未来社 1984

翻訳

• アメリカ合衆国海軍省 編『ペルリ提督遠征記』酣燈社 1947
  • 『ペリー提督日本遠征記』法政大学出版局 1953
• A.ゲゼル、F・L・イルグ、L・B・エイムズ『改訂学童の心理学 5歳より10歳まで (ゲゼル心理学シリーズ 2)』山下俊郎、(神山正治)共訳 家政教育社 1983

脚注

1. ^ 『現代日本人名録』1987