歴史
929年(延長7年)に創建された。菅原道真の死後、三男の(菅原景行)は常陸介として常陸国に赴任した。その際に道真の遺骨を携えており、羽鳥(現・桜川市真壁町羽鳥)に墓をたてた。その後、現在地に移葬し、神社を創建したのが当社の起源である[1][2]。
明治44年(1911年)に発見された桜川市真壁町羽鳥の(歌姫神社)にあった石碑と、大生郷天満宮の石碑は、ともに今日では碑文を判読できなくなっているが、(菅原景行)が羽鳥の地に菅原神社を建立し、後に景行・兼茂・景茂の三兄弟が神社を大生郷に移したことが記されていたという[3]。
このように道真の遺族が創建し、道真の遺骨を祀っていることから「日本三大天神」の一つとして挙げられている。関東地方以東では最も古い天満宮といわれている[1]。
拝殿
本殿
手水社
境内にある稲荷社
文化財
交通アクセス
- 水海道駅より車15分。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年
外部リンク
- 大生郷天満宮 茨城県常総市